小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

【山手線】エボ第一陣完成【1964】

2014年03月26日 21時32分19秒 | 省電・国電・E電


昨夏の発売以来ずーっと手を付けたかったエボの第一号が
ようやく完成しました。
ネタはもちろん山手!
5年くらい前からずっと関水の一般型ベースによる製作を
模索していましたが、まさかのGMから決定版発売という
流れを前にすれば、非冷房化くらい朝飯前になろうというものです。
今回は五輪を間近に控えた昭和39年夏、山手線で就役したばかりの
頃の第一号編成8連を最新クオリティで再現しました。
クハ103-1+モハ103-1+モハ102-1+サハ103-1+サハ103-2+モハ103-2+モハ102-2+クハ103-2
という編成で、黄緑色はGMの黄緑6号をストレートに使っています。

下回りが選べるという点もエボの画期的なところですが、
今回は本当に作りたい仕様を最高のクオリティで、というのが
大前提でした。
従って、迷うことなくTOMIXのHGを用いた超デラックス版としました。
今後も色々な仕様の製作を計画していますが、思い入れの度合いに
よってHGを使うか否かをわけて行こうと思います。



前面は非冷房車のルックスを再現するため、
方向幕の位置を0.3mm外側にずらす加工がハイライトです。
手すりやルーバー類はいずれもボナのエボ専用品を用いました。
後者は仕上げ段階でスミ入れを行なうと仕上がりが引き立ちます。
KE-70ジャンパ栓はαモデルのに変えましたが、
締め付け腕の部分が取れてしまったので、今後補修予定です。

就役時、編成札は恐らく51だったと思われるため、
丸ノ内線の車番ステッカーを切り継いで作りました。
運客の仕切りは検討の結果イチからプラ板で作りました。



何度見ても、よくぞ、と感動する仕上がりです。
細部にわたるまで「楽にキレイに」なるように考え抜かれた構成でもあり、
開発に関わった方々には惜しみない拍手を送りたくなります。
これほどの出来にもかかわらず比較的廉価でもあるため、
このキットが広く普及する事を願ってやみません。

話が飛躍しました。
就役当時の特徴として、ATS-B車上子が旧型タイプ(胴受け中央に1個だけ付く)
なので、プラ材を加工して再現しました。
1965年夏の写真では新型タイプ(胴受け左右に1個ずつ)になっているため、
山手の103においては比較的短命だった模様です。
空気配管類のコックには色を差してありますが、これも就役当時は
真ん中に赤は塗られず、白と黄のみなのを再現してあります。




大きな前面窓からよく見える運転台は、プラ材や真鍮線で作り込みました。
乗務員扉の窓ガラスは、この角度で見たときに極力目立たぬよう
「のりしろ」の部分が極小になるよう設計されています。
こうした細かな配慮が随所に見られるのが、このキットの素晴らしいところです。



クハの特徴である手ブレーキは、ボナの手すりに入っていた
エッチングパーツを貼り、ロッドも真鍮線で再現しました。



TOMIXの下回りを使うと、この細密感がデフォなのが素晴らしい。
中古でもちょこちょこ見かけるので、うまくいけば案外安く買えます。

所属は東イケ。
最初北イケ、と思っていたんですが、就役当時はまだ東京3局分離前なんですね。
従って東京鉄道管理局-池袋電車区というわけです。
今回はわけあってややこしいことをしていますが、
くろま屋の所属表記シリーズに東イケそのものズバリがラインナップされて
いるので、これを使うのが間違いないと思われます。



量産車第一号!
しかも阪和線で2011年まで現役だったというw
確か解体はされてないんだったような?

車番は下回りを使ったTOMIXのセットのものを
使いましたが、微妙に転写しづらかったので
(ベースなし版を使用したので尚更)
GMの専用インレタを使ったほうが良いかもしれません。



妻。
キャンバス押さえはヒナ君の真似をして、
トレジャーの通勤型用を貼り付けてあります。
元モールドはやたらに控えめなので、俄然かっこよくなりますよ。
但しモハ103の配管が干渉するため、これを引き直さなければならなくなるw

形式や重量表記はくろま屋のインレタ。
この大きさでも読めるのが凄い!
今回は新車として納入直後を想定している為、
まだ検査は通ってないんじゃね?→ということで検査表記は転写しませんでした。

銘板はキッチンのエッチングを貼ってあります。
さすがにこれは再現の限界を超えていますが、
可能な範囲で日本国有鉄道を模した文字多めが上、
車両メーカー(日車)を模した文字少なめが下となるようにしました。

貫通扉の淡緑はGMの専用塗料セットの特色です。
クレオスの畳色でも良かったのですが、使ってみたかったので。
乗務員室のなかも同じ色で塗ってあります。



グロベンはメリハリを付けるためにエナメルのスミ入れ用塗料(黒)で
スミ入れをしました。
また、雨樋の上面は予めクレオスの灰色9号(GMのよりニュートラルな
色調でオススメ)で塗っておき、これをマスキングしてから黄緑を塗ることで
実車のゴム表現を再現しました。



我が家初の、読める床下表記!
模型作り始めて17年、なんだか行き着くところまで行き着いたようなきがします。
使ったのは富士川車両の103系用インレタです。

この角度で見ると、両開き扉の戸当たりゴムへの色差し効果がわかりますね。
今回は原液のエナメル(スカイグレイ)を面相筆で差したあと、
エナメル溶剤を染み込ませた綿棒で表面をなぞって凹面にだけグレイが残る
ようにしました。
原液を使うことで、余計なところまで流れ込むリスクが減るためお勧めです。

また、はめ込みガラスのHゴム断面にも同じ塗料を塗ってあります。
これは車体とHゴムの僅かな隙間からガラスパーツの断面が反射するのを
防ぐためで、非常に手間がかかりますが効果は抜群です。



モハ103のパンタ周り。
今回はこれまたヒナ君の真似をして、屋根にかかる部分の配管も
妻面側から一体で作っておき、車体と屋根を別塗りしたあとドッキング→
屋根部分の配管をリード線で固定→配管塗装という工法を採りました。

塗装作業が格段に効率的になるほか、前述の雨樋上面の塗り分けを
やるにも好都合なので、思い切ってやってみた次第。
この車の場合、塗装後固定となるのは母線と空気作用管だけなので、
思ったより簡単でした。
母線はφ0.3mm、その他はφ0.2mmにて製作してあります。



角度を変えてもう一枚。
国電をやる上で避けては通れない鍵外しは、何となく自分なりに
作りやすい方法を見つけました。なんとも説明しにくいのが玉にキズ。
一ついえるのは、ロッド部分に真鍮管をはめて、碍子を再現すると
かっこいいですよーということ。
や、これも真似なんだけどねw



実は妻は手を抜いてHゴムの断面塗りを省略しちゃったのですが、
やっぱ目立ちますな。
気が向いたら幌も付けたいところ。



読める床下表記、モハ103バージョン。
ふふふ。



断流器はGMのOER8000用がいい、と聞いてはいたのだが、
億劫でそのままにしてしまった。モールドがちょっと繊細すぎるのね。



この前の飲み会でも話題になった、大事なディテールw
主抵抗器の吸気口に張り付いてる新聞紙です。
灰色が付いたマスキングテープを小さく切って
くしゃくしゃにして、それっぽく付けたもの。
案外それっぽいでしょw



モハ102。
パンタはないがステップは付く。
小田急の感覚で全部三角手すりにしかけて焦ったw
国電は使い分けるようです。



モハ102-1に動力を組み込みました。
TOMIXも非冷房は非冷房でちゃんとした床下機器を起こしているので
何もいじるところはないのですが、なんでモハ102なのかなとは思う。
機器の多いモハ103のほうがモーターカバーが目立たないんじゃないのかなって。

たぶんメンテでひっくり返す機会が多々想定されるから、
パンタのつくモハ103は避けたってところなんじゃないかと思うんだけど、
ひっくり返しただけでパンタ壊すような人はそもそもHGの肝である
ステップやら空気配管なんかのほうを先に壊すんじゃないのかって気はする。
何が言いたいのかというと、HGならそれ相応の扱いを大前提にしても
いいのではということ。



動力なしのほうはこんな感じ。すかすかでしょ?
MG起動スイッチの○危マークは登場当時付いてたのかわかんないので見送り。



今回は如何せん写真が多いので、
ここらで箸休めの車内写真。

ガラス越しになるのを想定して、ロングシートは
やや鮮やかなスージーブルーを使ってみた。
床材はタミヤのスーパーサーフェイサーそのままの色。



サハ。
付随車でも見所があって重厚感もある点は、HG様様といったところ。
以前あるメーカーの設計担当の方が、サハ一両でも
見応えがあるモノを作りたい的なお話をされていたのを思い出す。
私としては全力で頷きたい考え方です。模型ですものね。



サハの形式表記がなかったので、
実はモハ用でお茶を濁してる。
すんません、自分には甘くて。



雨樋上面のグレイ塗装の効果を見る。



元1。
配管表現の素晴らしさがわかる角度でもある。
こうしてみていると、さながらエボと「かぶった」ように見えた
TOMIXのHGも、最高の下回りがキットと同時に提供された、と思えてくる。



ケンを競う国電(by交通公社)
1965~1969の東京駅では4色全てが見られたと思われ、
非常に憧れが募ります。

TOMIXも単体で見れば素晴らしいのだけど、
並べると全体のカッチリ感とか似てる感はエボに軍配が上がります。
TOMIXは尾灯が高く見えるのが残念。



一部201ながら、4色並び。キレイ!
どういう経緯でこの色たちに決まったのか知りませんが、
よく考え付いたなあと思う綺麗な色ばかりです。

京浜の103は今回と同構成にてデラックス版を製作予定ですが、
朱色と黄色は101系が欲しくなりますね。
ついでに301も欲しいw




ここから山手線にちなんで、
過去の作品やら手持ちの車との競演をお送りします。
技術的なお話は終了w

まずは品川。



五反田(7260Fじゃないのは許してw)



恵比寿



渋谷



ニコニコ動画(原宿)



ヨヨーギ



しーんじゅくーはー豪雨ー♪



突き刺ーす12月とー



伊勢丹の息が合わさるー衝突地点ー



あなたを思い出す体感温度♪



てつわーんーアトォムー♪



埼玉



パンダ



ゆーらくちょぉで~逢い~ましょう~♪
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【ナウい】省エネ電車登場!【ヤングにバカウケ】

2014年02月15日 23時15分46秒 | 省電・国電・E電


3年くらい前、この状態で買った試作車が・・・



放置電車一掃プロジェクトの一環により、ようやく日の目を見るに至りました。
これはgooブログに移転してから買ったものなので、カテゴリ内をたどっていくと
一応作業の様子が記録してあります。

そもそもが3両しか組めず、かつボデーの状態も決して良くはない。
ということで、真鍮線による配管の習作という位置付けにて、
2011年当時としてもややヌルい作りをしておりました。
ただ、一応2014年の銘板をつけて(ウチでは屋根の裏に竣工日を書いた板を
貼る儀式があります)竣工とするからには、、、ということで仕上げだけは
頑張った次第。

クモハの金ピカはタイフォンです。なぜかクハの同位置には見当たらない不思議。




側の二段窓は確か酒の席で国電屋に教わって、関水103ATCのをはめたんだったと思う。
見違えるようにスッキリしました。作業上も中柱の逃げがピッタリ合致する為ストレスフリー。
今回はデビュー当初の設定につき、全体的にピカピカな仕上げとしてあります。




妻。
素人目にも妻窓のバランスがおかしいのはわかったので、
上辺にプラ板を貼って天地を小さくしてあります。
戸袋裾の点検蓋?を一生懸命スジボリしてるけど、あまりきれいじゃない。
銀の塗りもしかり。
自分の手抜き根性が見え隠れしてちょっと機嫌を損ねる仕上がり。





で、配管です。
今思うと、なにもこんなのを初挑戦の題材に選ばなくても・・・って気がするけど、
まあ、単に1両だけで済むものが手元に転がっていたから、という理由だったんですね。
なんかもう、すごいことになってます。



元々が私鉄マニアゆえに国電資料も満足に持ち合わせていなかった為、
ネットの実車やら模型作例やらを見よう見まねで作ってあります。



手ごわい相手ではあるけれど、見応えという意味では中々のもの。

クーラーは屋根と一体のまま、輪郭通りにマスキングテープを貼って
塗り分けるという奇策にて仕上げてあります。



ごちゃごちゃしてない側。
鍵外しはどうやら浮いたまんまL字を描いているので、一応その通りに作った次第。




朱色はGMのだとくすんで見えるので、ファルベの朱色1号にGMの31番?
(東武のインターナショナルオレンジに使うやつ)を混ぜて鮮やか目にしました。

動力は一旦関水の旧製品のを整備してご満悦でしたが、
TNを付けようと台車枠をワチャワチャしているうちに枠が崩壊して
やる気をなくし、鉄コレ用です。



ザネクテショニーズイイダバシ

顔のガラスと同じ要領にて塩ビを切り、内側に鳳ステッカーを添えたのち
はめ込みました。




ッジェイアールしんじゅくーえきのーひがしぐちーをーでたるぁあーああああー



ディスィザケイヒントーホクラーインロォコォサーベスフォーヨウコウダイ



一応真面目な幕も。




トレジャーのロストパーツにて車上子を再現してみるなど。
高いけどカッコイイ!



クハも。こっちのほうがよく見える。



中は結構前に塗ってあったんですが、試作車の特徴たる
掴まり棒を追加しました。
まあ、そんなこんなで完成です。



時は'79夏。
緩行線を追い越し、首都高のクルマたちもスイスイ追い越していく省エネ201!
開け放たれた窓からは、生ぬるい空気と御苑の木々の香りが運チャンを
包み込んだことでしょう・・・
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201系試作車・・・ジャンク品再生を試みる(4)

2012年07月12日 00時06分00秒 | 省電・国電・E電
2012年7月11日



塗りました。
真っ黒な状態のときはほんとに出来上がるのかという感じでしたけど、
よーやく先が見えてきた気がします。
ブラックフェイスの塗り分けがびしっといかなかったり、
光沢具合も単調だったりと色々突っ込みどころがありますが、
やり直す元気もないので今回はこれでいきます('A`;)
こうして見るとディテール工作もなんだか粗いなあ。
103やら203やら、次に控えてる国電たちはもうちょい丁寧に作ります。




朱色はFモデルの朱色1号とGMの31番を1:2くらいで調合した色です。
本物の詳細は詳しくありませんが、GMにしろFモにしろ如何せん落ち着きすぎてる感が
あったので、鮮やかな31番を多めにしました。
そのままだと発色が良くないので、下地にはクレオスのクールホワイトを吹きました。
すばらしい隠ぺい力で、今後色物を作るときには必須となりそうな塗料です。

こーしてみるとだいぶ厚塗りっすね。。。




お題でもある配管はこんな感じに落ち着いた。
吹き込みやら色剥げの修正がまだなのでアレですが、
初めてならこんなもん?(^^;)
若干垂直平行がおかしい部位が見受けられるため、
自己採点は低め。頑張ります。




ベンチレーターはみんな大好きトミーのPB-103、
クーラーは結局もとのモールドのまんまです。
屋根塗った後、クーラーだけを残してマスキング・・・という
手間が生じたので、パーツがあるなら取り替えちゃったほうがいいかも。

屋根布は新車当時の真新しさを表現するため、
ねずみ色1号に極微量の青を混ぜてあります。
画像見てて若干オデコにはみ出しを見つけてしまった(´Д`;)




中。作業はラフですが、多少でも見えることを期待して塗り分けました。
試作車は真ん中に掴まり棒があるんだったかな?
洋白線でも植えてみましょうか。

現状こんな感じです。
下回りやガラス等々、手付かずの部分が結構あるので
今夏中に完成できたらいいかなーという感じです。




最後にJNMAの報告でもー

103は結局当初の山手に加え京浜もやろうかな委員会が発足しているため、
中古で見つけては1両2両ずつ買い集めています。
今回のは詰め放題的な所で買いましたが、旧構造の動力がフツーに走ったのには驚き。
京浜用の動力を買い足さなくて済みそうです(´∀`)v

キッチンのKHKは、以前よりぼんやりと新塗装化直後の500やりたいなーと
考えつつ価格に二の足を踏んでいたところ、簡易パッケージにて
廉価版が出ていたため購入。いずれやります。
富士川のステッカーも同様にいずれやるつもりな1000形(S36年度車)向けのモノ。

そして203・・・
買ったはいいけどこれは製作に一考を要しそう。
とりあえずドア周りのテーパー処理どーしようか、という。。。
完璧な表現は潔く諦めて、軽くヤスリでなめる程度に留めるのが無難?
しかし同じ時間をかけるなら完璧版をトレジャーで作ったほうがいいんじゃないの
という考えもあり、色々迷い中です。
203そのものはもう作る気になってるので、
とりあえず富士川の配管ステッカーは用意しましたw

こんなとこです。
改めてみると小田急分がめちゃくちゃ少ないw
一応一番下に写ってるトレジャーのデカールは1000の前面滑り止め用(が含まれてる)
ですが・・・。
当然忘れているわけではなく、ボナの手すりを追い風に
1000、1700は着々進行中です。ついでにFMも・・・
次回はそのへん触れられればーと思っとります~

最後になりましたがJNMAにてお目にかかりました皆様、ありがとうございました。
願わくば、来年もまた元気にお会いできますよう。お疲れ様でした。
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201系試作車・・・ジャンク品再生を試みる(3)

2012年06月20日 19時32分04秒 | 省電・国電・E電
2012年6月20日

久々に大物を仕上げた後は肩の凝らない工作を・・・ということで、
OER1000・1700を進めるつもりでした。
が、BONAから妻面ステップが出るらしいので暫し保留。
結局目下の技術課題である真鍮線配管の敷設を習得すべく、
半年ぶりに201の作業を進めました。



先頭は昨秋の時点で大体出来上がっているつもりでいましたが、
よく見ればかたっぽの裾にはジャンパ栓が必要な模様。
あとは中間さえ仕上げれば塗れるーと思ってモチベーションを上げていたのですが、
この辺を片付けるまで塗装はお預けとなりそうです・・・('A`)
画像は現状こんな感じーってだけでなんも進んでませんw



本題の配管。
一応自分なりにがんばりましたが、全体的にゴツいのと、一部配管・ステップの
位置がおかしくなっちゃった。
次に作る車では改善したいところです。

ちなみに妻窓は天地寸法が大きすぎるように感じたので、
上辺にプラ材を付けました。




ちょい俯瞰気味に。
今更ながら富士川の治具ステッカー使うべきだったナーと。。
今回はMc+M+Tcだけど、10連とかになったら必須ですね(・ω・;)
地味に存在感がある鍵外し線の碍子?は以前飲み会で教わった、
真鍮パイプを被せる方法で作りました。カッコイイ!

あとは後位側?(画像と反対側)の鍵外しを引けば
大体出来上がりですが、妻面の引き回しに若干の謎が残る為暫し保留。
詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてくださいm(__)m




画像がぜんぶ真っ黒けなのもなんなのでw
どれもいずれちゃんと取り組みたいですね。
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201系試作車・・・ジャンク品再生を試みる(2)

2011年09月06日 23時38分28秒 | 省電・国電・E電
2011年9月6日



製作記第二回目です。
前回の最後に次はディテール工作云々と書きましたが、
その前に車体にモールドされている床の撤去について書きます。

今回の201系をはじめとするKATOの完成車には、ご覧のように車体側に
床が一枚あり、これをサンドイッチするように車内パーツと床板
(床下機器のモールドのある板)を取り付ける構造のモノが幾つかあります。
つまりガラス等は屋根板を外した状態ではめ込む事を想定した構造で、
屋上配管を妻面まで一体にしたい→塗装前に屋根板を接着したい今回は
ここで床板を撤去しないとガラスが入れられなくなってしまいます。

ってえことで今日はこいつの切り取りからご紹介します(・∀・)




つってもほんと切るだけですけどw
ご覧のように、板キットの組立途中みたいなロの字型になります。
当然この状態ではフニャフニャなので、さっさと屋根板をくっつける事にしたいのですが、




屋根板を嵌めてみると、屋根板のリブと側板裏側との間に隙間があります。
何とも微妙な隙間で、屋根板をくっつける為の接着剤流し込みに際して
非常に作業しづらい。
ってえことで、、、




CHOKiCHOKi・・・
美容室での待ち時間のお友達ですね(´∀`)
昔はBiDaNをよく買ってましたが、雑誌自体を頻繁に買わなくなってたら
いつの間にか本屋さんで見なくなりました。扱わなくなっただけ?(・ω・´;)




話が逸れました。

ロの字型になった車体はそのまんまだとブカブカするし、
屋根板のリブも切り取ってしまったので、
車体強度確保+屋根板接着のやりやすさ向上のため
ご覧のような補強板をくっつけました。
コンマ5のプラ板ですが、ABS×スチロールってことで今回は
瞬着を使用。接着面積が少ないので耐衝撃性がやや不安・・・。
あとでネットで調べたら緑キャップならABSにも効かんでもないってことなので、
そっちのほうが良かったかもしれない・・・。

1両あたり3枚付けました。



ちなみに屋根板の前面側にもご覧のようなリブがあり、
これが行き先表示・運番表示板の表現も兼ねているみたいですが、
屋根板を接着する今回は、後々ステッカーが貼りにくくなるので
側面のリブ同様にチョキチョキしました。
ガラスをはめ込んだ後でプラ板なり何なりを裏から当てることにします。

ここまでできたところで屋根板を接着。
屋根板と車体はどっちもABS(たぶん。削ると独特のにほひ・・・)なので、
久々にセメダインのABS用接着剤(黄色い三角ビンのやつ)を
用意して、裏側から流し込みました。



改めて前面。上の画像とは、屋根板リブ以外にヘッドライト周りが変化してます。
穴を1.8mmに拡大して銀河のN-018が入るようにしました。
ほんとはタヴァサのシールドビームがジャストフィットらしいんですが、
あいにく入手できず、試作車は若干ライトがでかい?という情報にも
後押しされて銀河のを使いました。
思ったより悪くないかも・・・(´ー`)
画像のはもちろんテープによる仮止めで、本取付の際には
プラ板でベースを作ってガッチリ固定します。

テールも銀河のN-020です。こっちはわざと銀河のを選んだ。
このチョットだけズングリとした造形の銀河製が好みなのです。
東急8500や京王6000のシールドビームを付け替える時にも同じ事を感じて
銀河製を選んだっけ。。。
たぶん、ホンモノの無骨なイメージが強く刷り込まれてるせいなのでしょうね。

手すり類は手持ちのモノを使い、ヘッドライト下の大きな手すり?は
技量を考え迷った末そのままにしました。
これでディテールは大体付け終わりました。
はじめてつくる車の割には悪くない顔に仕上がったと思う!(^ω^)




クモハの横顔。
結局謎の荒れがあった最前部の戸袋窓は光硬化パテを使って整形しました。
画像を撮ったらまだ断面にごわごわしたのが写ってましたが、
粗方問題ない状態にはなったはず。

真横にある昇降ステップは邪魔になるのでクハ共々一旦削り落とし、
タヴァサのPX-445aにて付け直し。
えらく繊細な部品で苦労しましたが、等間隔に穴あけをする為の
テンプレートが入っているのは親切。
103用の寸法らしいですが、201試作の実車写真と見比べる限り
そのまま流用して問題ない模様。
いっこ傾いてますね('A)

戸袋窓上のルーバーは元々先頭ボデーにはモールドがないので、
取り付ければ既製品との差別化ができます。ドヤ顔できます。
今回はモハ(こっちは元々モールドがある)のルーバーも
表面研磨の都合で削ってあったので、編成中の全てのルーバーを
タヴァサのPN-444にてヤッツケる事となりました。
1mmくらいの穴を開けて、上からパーツをテープ止めし、
裏から液状瞬着流し込み、という正攻法にて取り付け。

雨樋の最前部は、例のヒビ補修の都合で削ってしまったので
プラ板の欠片から再生しました。若干形がもにょってる・・・('A`)



配管は大いに迷い中。
屋根板のモールドは残して、元々モールドがない妻面のみ
いつもどおりのランナー延ばし線でやろうかと考えましたが、
ABS×スチロールの接着がめんどいのがネックかなと。。。
上記の、緑キャップが使えるかもっていうのがホントなら
問題ないので、今試しにABSの破片同士を緑キャップでくっつけて
乾かしてみているところです。

配管を真鍮線で作れば接着剤の問題がクリアできるか、みたいに考えてましたが、
よく考えれば配管台座はスチロールのプラ材に頼らざるを得ないわけで・・・
どの道接着剤の問題は付いて回るみたいです。
とりあえず上記接着試験の結果次第ですね。

ヒューズはいずれにせよやり直すつもりなので、削ってあります。
とりあえず今日はここまで!
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