初めての妊娠&子育て

8歳差の姉弟を育てています。色々色々ありますが、子育ても仕事も結構楽しくやっています。

祖母のこと

2023年04月26日 | Weblog
血族であってもやはり相性があるもので
祖父母と孫もそういうのはやはりあると思う。

父方の祖父は長子を明らかに他の子と区別?差別?して露骨に可愛がったし
父方の祖母は末子を自分がそうだったこともあり、ことのほか可愛がっていた
母方の祖父はお気に入りの娘が産んだ子を誰よりも可愛がっていた

成長して叔父や叔母たちに聞いてみると
誰もが同意するので分かりやすかったのだろう

私は母方の祖母と相性が良かった様で
他の孫たちと比べ圧倒的に一緒にいたと思う。
祖母は農家で働き者だったので朝から晩までくるくると働き
それに付いて歩いて回りながら、ずっとお手伝いをするちょっと変わった子どもだった。

子ども同士で遊ぶより手伝う方が楽しかったのと
祖母が喜んでくれるのが嬉しかっただけで
(多分承認欲求が強かったのだと思う。)

早朝の収穫から夜なべ仕事まで一緒にした。
ちなみにいとこたちはみんな遊んでいて手伝いはしない。

一度滅多に文句を言わない穏やかな祖母が
あまりに手伝いをしない孫たちに腹を立て
この畑に植えたとうもろこしは全て私にあげる!他の子にはあげない!と言ったせいで
とんでもない量のとうもろこしが家に届いたことがあった。(笑)

一人で滞在することも苦でなかったこともあり
一人で行けるようになってからは時間があれば片道三時間ほど電車に乗り
結婚するまで結構な頻度で様子を見に行って
農家の仕事を手伝い、ご飯を作って帰るということをしていた。

祖父が先に亡くなり
祖父のことが大好き過ぎた祖母はちょっと精神的に不安定になり
その時期が見ていて一番辛かった

祖母に認知症の症状が出たときに
祖父のことを悲しまなくなったので
悪いことばかりではないのだなぁと思ったのを覚えている。

その祖母が昨年秋に施設に入所し
ようやく最近会いに行けた。
フィルム越しでしか会えなかった状況だったらしいが
今回から最後に手を繋ぎ、一緒に写真を撮ることが許可されたらしく
手を握って一緒に写真を撮ったのだが
手を握ったら泣きそうになってしまい
泣くのをこらえる変な顔の写真になった。
祖母は良い笑顔だった。

また時間を作って、今度は子どもたちも一緒に行こうと思う。

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