YOU-PROJECT BLOG

YOU-PROJECTのウェブログです。
毎週木曜に座付き演出家松浦友が書く「演出者の眼」が掲載されます。

「演出家の眼」から「演出者の目」

2017年01月19日 | 演出者の目

さて、最初はこの演出による連載自体を振り返ってみたいと思います。

年号などはブログを見ていただければよいので省きますが、こうしたブログの一番初めは、ワークショップCDFのアシスタントによります報告からはじまります。

それをどこだったかのブログに挙げていただいていて、そうして本体であるYOU企画のブログを作り、当時いた演出助手の方に稽古場リポートなどを書いていただきました。

そうして公演もワークショップもしばらくなくなり、書かないとブログがもったいない、ということで連載を始めました。

ちょうど私自身、30になったら物書きを目指したいと思っていたもので、丁度いいとばかりにアルファベットで始まる言葉にまつわることを書き連ねました。

そうしてのち、今度は50音にはじまる言葉に変わり、ちょうど演出家から演出者へと入れ替わりました。これは職業というより生き方だな、と感じたからです。

そうして、今や座付演出家による連載となっております。この“座付”はYOU企画の体制の変化を意味します。そういう意味ではこだわりです。


YOU企画はプロデューサーを中心とした集まりでした。それを、演出家を中心とした集まりに変化させようとしています。

つまりプロデュースをチームとして複数の人員が入りやっていく(例えば営業・宣伝・経理・総務のように)体制にして、逆に演出家は固定しようということです。

今まで私が演出しなかった作品などないのですが、実は今までは私以外の人を演出として起用しようともプロデューサーが松浦友であればYOU企画でした。

これからは演出松浦友の創る作品に集う集団に変えていこうと思っています。それでこうした連載をして、いろんな人に演出手法や信念について知っていってもらいたいのです。

とはいえ、僕単体が演出家として雇われることには何の制限もありません。是非とも仕事、ください!!
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これから、でなく、これまで

2017年01月12日 | 演出者の目

「ワークショップや作品の構想を書け」と仰せつかりましたが、そうした“これから”のことではなくて、“これまで”のことをまずは書いていきたい、と思っています。

最近また、尾田栄一郎先生の「ワンピース」を50巻ぐらいから拝読していますが(なかなか1巻からは時間がなくて・・・)、その中でいろいろと尾田先生のこだわりが書かれています。

また、本当にたくさんの伏線があり、読み返すことでまたいろいろな新たな発見があるのです。

そこで、私もこれまでYOU企画で成し遂げてきた企画を一つひとつ思い返していくことで、いろんなYOU企画のこだわりがわかっていくのでは、と思うからです。

そしてそのこだわりを、新たにYOU企画=YOU-PROJECTに参加していただく皆様に、お伝えしていきたい、と思うのです。

YOU企画は長らくプロデューサー松浦を中心とします公演ごとの演劇団体のかたちをとってきましたが、2009年よりしれっと劇団化し、本年度より新たな形を模索していこうと思っています。

もちろん世間的には劇団という名前でよいのですが、その設立理念にあるYOU-PROJECTの連帯の精神にのっとり、いろんな奇跡を成し遂げていこう、と思うのであります。

どうぞこれから一年ないし半年ないし、三か月続くか続かないかの連載を、どうぞご愛読ください。

松浦 友
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年始につきお休みしました

2017年01月07日 | プロデューサーズボイス
すみません、年始につきサーズデーレターお休みしました。

宮沢賢治の童話村などにいったり、岩井俊二の「ラブレター」で知った小樽に、修学旅行以来、再び行ったりしてました。

次回よりワークショップや作品の構想について、演出家に書いてもらっていきます。
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枚方なぎさ高校演劇入門発表公演「転校生」

2016年12月29日 | プロデューサーズボイス
今年も、講師を務めている枚方なぎさ高校の二年生たちの「演劇入門」発表公演があります。

「転校生」 作:平田オリザ
      演出:松浦友
      出演:枚方なぎさ高校二年「演劇入門」受講生

日時:2017年2月14日火曜日15:30開演
   開場は15:00です。

無料

申込みは、0@you-project.com まで 
@の前は小文字のo(オー)一文字です。


今年は「思い出せない夢のいくつか」をやったので、本当にオリザさんづいているのですが、引き続き短編の文章が寄せられているものまで含んで著作を読んでいます。
まあ、毎年なんですが「これで最後かも」とおもってやっています。
これは授業なんで希望者がいなくなれば、なくなってしまうので。

とはいえ「転校生」は本当に最後にしようと思っていて、今年は1学期の初めからずーっとこれをやっています。
エンジンをかけ始めるのは今からなんですが。

ご興味ある方は、お越しください。
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今後について

2016年12月22日 | プロデューサーズボイス
さて、先日のワークショップでは、かつてのCDF受講者たちで今後のワークショップについて、またYOU-PROJECTについて話し合いました。

真剣しゃべり場30代、という感じです。

ひとつ決まったのは、CDFを復活させよう、ということです。

とはいえ、以前とまったく同じものをやるのは資金面やスケジュール面でも難しいので、新たな形になります。

月1回ないし2回で、3月の「ハーフ2」のようにある程度世界観やストーリーのプロットがある状態で、即興芝居から台本化していき、作品にまで高めていきたい、という話をしました。

僕自身、伊丹AI・HALLの戯曲塾に通いながら完成させられなかった本があり、それをぜひとも下敷きにして完成したものにしたい、というものもあってそんな感じでしたいなあ、と思っています。

ワークショップって、本来は「工房」という意味で実験もして、製品も作ってというものです。

だから、経験者にも未経験者にも混ざってもらって、たくさんのシーンを創りながら、新たな演出法、演技法も探る、そんな場所にしたいなあ、と思います。

そうすると、やっぱり「Creating Drama Factory」という演劇創造工場という名前がぴったりなのです。

演劇って即興である部分と、再現する部分とがある芸術です。

僕の演出の楽しみとしても、「台本を実現していく」のと、「俳優の光る個性、美しさや面白さなどの魅力を引き出していく」ことの両方があります。


そして、何よりも演劇の楽しさを伝えたい。

先日、行き逃したのですが枚方での文化振興のプランが出来上がっていっているようです。

芸術家として本拠としている京都と枚方の文化には、YOU-PROJECTとしてぜひとも協力していきたいです。

ま、願わくばボランティアじゃなくて、自主事業とかじゃなくて、仕事の依頼として協力できたら理想的ですが。


先日見たドラマの「好きの搾取、やりがいの搾取」という言葉にはドキッとしました。

僕自身したり、されたりしているかもって。

それでもなお、演劇関連の仕事は、やはりやめたくはないのです。

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今週休載

2016年12月15日 | プロデューサーズボイス
前回のワークショップ内容をまとめる前に、風邪をひいてしまいました。

来週にはアップしますので、しばらくお待ちください。
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ワークショップのお知らせ 12月10日(土)14:00-17:00

2016年12月08日 | プロデューサーズボイス
演劇ワークショップ参加者募集。

 今まで見るだけだった、あるいは見たことがない人も。

 演劇ってやると楽しい、うれしい、おもしろい。そんな単純なことを発見しにぜひ来てください。

 日時:12月10日(土)14:00-17:00 
 会場:枚方市牧野生涯学習市民センター第4集会室
参加費:1000円
 内容:「演劇の作り方ーCreating Drama Factory」 
     今まで演劇ユニットYOUきかくの全作品の演出を担当してきた松浦友の作品創作方法を初公開します。
     もちろん今までのワークショップで行ってきたことと共に、今回初めてお見せすることも・・・。
     まずは来てください。


 興味を持たれた方は、このブログ右下のコメントボタンを押し、タイトルに“申込”と書いて、本文に連絡先をお願いいたします。
コメントは、こちらが確認するまで、このブログに掲載されることはありません。
このワークショップ&説明会申込の場合は、コメントを掲載することはありません。


<<同時開催。>>

YOU-PROJECT参加者募集説明会

「あなた(YOU)が主役で企画をしよう」が名前の意味です。

この企画とは、演劇ユニットYOU企画が作る演劇作品やワークショップです。

そして、参加者は出来得る限りで援助し、支援して行こうというプロジェクトです。

俳優になったり、スタッフになったり、自分の特技を生かして是非参加してください。
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What's YOU-PROJECT

2016年12月01日 | プロデューサーズボイス
さて、まもなくYOU-PROJECT説明会があります。

下記は15年前に書いたYOU-PROJECTについての文章です。
もともと団体名ではなく、「連帯」だったんですよね。

「あなた(YOU)が主役で企画をしよう」が名前の意味です。そしてYOU-PROJECTを一言で言うと、文化活動(学問・スポーツ・芸術)を行う諸団体や個人の「連帯」を創ろうという事です。 そうした連帯関係に基づいて、各団体や個人が企画するイベント等を、出来得る限りで構成員が援助し、支援して行こうという試みです。

理念は非常に高いところにあります。お隣の中国で文化大革命が起こった時に、排撃されたのは、富める人や高官だけでなく、知識人や芸術家などの文化人でした。なぜ文化人が攻撃されたのでしょうか。それは無産市民だとみなされたからです。確かに、芸術はお米を作りません。学問は製品を作り出しません。ではなぜ、文化は存在するのでようか。いつの時代にもそれを追い求める人達がなぜいるのでしょうか。

それは、人間が生きていく上で必要だからです。衣食住のみの生活は、なにか楽しみを生み出すのでしょうか。目に見えなくとも必要な、価値ある何かを文化は生み出しているのではないでしょうか。そうした事を背景にYOU-PROJECT最初のプロデユース企画はCreating Drama Factory(日本語:演劇創造工場)と名づけられました。この工場が生み出す製品、つまり参加者に与える利益は恐らく目に見えません。しかし確 かに産出される何かがあるはずです。

文化は、ある時は愚かな戦争に反対し、ある時は、不当な差別に敵対し、全体主義や大衆操作に対し警笛を鳴らす、といった役割を果たしてきました。YOU-PROJECTはそうした思想的な何かを持とうというわけではありませんが、理念として、人間存在に必要な文化というものを、より人々に近い位置で提供するために連帯しよう、と言っているのです。

しかし実際には、このような連帯があれば、各団体にとって大きな利益を生むだろうと言う目論見があります。芸術分野同士だけでも、例えば、演劇と美術、演劇と音楽などのように、結びつきそうで結びついていない分野があります。具体的に、人材派遣や、観客動員の面でプラスの効果があるでしょうし、意見交換による感性の刺激もあるでしょう。またスポーツを楽しむ人の数は、ある一定の割合であります。それらの人々が芸術に関心を持てば、あるいはその逆で、芸術家もスポーツを楽しめば、多少大きなことでも成し遂げられるのではないかと夢想しております。

いまは演劇を創る活動に対して参加する人々っていう感じです。劇団の進化系になっていけたら、って思っています。

◎次回説明会 
 日時:12月10日(土)14:00-17:00 
 会場:枚方市牧野生涯学習市民センター第4集会室
参加費:1000円
 内容:「演劇の作り方ーCreating Drama Factory」 
     今まで全作品の演出を担当してきた松浦友の作品創作方法を初公開します。
     もちろん今までのワークショップで行ってきたことと共に、今回初めてお見せすることも・・・。
     まずは来てください。


 興味を持たれた方は、このブログ右下のコメントボタンを押し、タイトルに“申込”と書いて、本文に連絡先をお願いいたします。
コメントは、こちらが確認するまで、このブログに掲載されることはありません。
このワークショップ&説明会申込の場合は、コメントを掲載することはありません。

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12月10日ワークショップ内容について

2016年11月24日 | 演出者の目
さて、12月10日のワークショップについて、サーズデーレターとして書いてくれ、と依頼されました。

今回はワークショップでありながら、説明会でもあり、基本的にワークショップのときにはあまり重要視しない自己紹介をしようとおもいます。ただ、単に自己紹介するのも面白くないので、そのあたりをシアターゲームにしてやっていきたいな、と。

また、今までは演劇の体験ということをメインに考えてやっていましたが、今回は僕の演出の体験、もしくは開示ということを考えてみたいと思います。

「思い出せない夢のいくつか」を演出する中で、けっこう平田オリザさんの影響を受けていたなあ、ということがわかってきました。
僕が演劇を始めた、あるいは見ていたころは芸術祭典・京というもので松田正隆さんの戯曲を平田さんが演出した作品が創られていて、当然その関係者や平田さんのワークショップを受けた人たちがたくさんいて、そのようになっていたんだろうなって思ったりします。

そうした僕が影響を受けたものをどのように伝えていくのか、そこは思案のしどころで、今はこれまでぼくがやったことのある
演出上の指示を思い出しながら、それをまあいわば「技のデパート」のように開示していこうとおもっています。

そして影響を受けた大本と、僕が今やっていることの差なんかも自分で把握した上で示していかないといけなくて・・・

あー、やっぱりあんまり良い説明になっていませんね。

やはり演出者の目として書き連ねていかなければな、とおもったりして。

雑文、大変すいませんでした。
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サーズデーレター エピローグ

2016年11月17日 | プロデューサーズボイス
「思い出せない夢のいくつか」ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

大変静かな芝居でしたので、「体動かしたくなった!」という方は下記にご参加ください。


YOU-PROJECT参加者募集!!

「あなた(YOU)が主役で企画をしよう」が名前の意味です。

この企画とは、演劇ユニットYOU企画が作る演劇作品やワークショップです。

そして、参加者は出来得る限りで援助し、支援して行こうというプロジェクトです。

俳優になったり、スタッフになったり、自分の特技を生かして是非参加してください。

今後、月一ペースで説明会を兼ねた演劇ワークショップを実施します。

◎次回説明会 
 日時:12月10日(土)14:00-17:00 
 会場:枚方市牧野生涯学習市民センター第4集会室
参加費:1000円
 内容:「演劇の作り方ーCreating Drama Factory」 
     今まで全作品の演出を担当してきた松浦友の作品創作方法を初公開します。
     もちろん今までのワークショップで行ってきたことと共に、今回初めてお見せすることも・・・。
     まずは来てください。


 興味を持たれた方は、このブログ右下のコメントボタンを押し、タイトルに“申込”と書いて、本文に連絡先をお願いいたします。
コメントは、こちらが確認するまで、このブログに掲載されることはありません。
このワークショップ&説明会申込の場合は、コメントを掲載することはありません。

また、忘れた頃に、小説の宣伝をば。


YOU企画のお芝居が小説に!!!

 「ハーフ ―Where the heart will be」 640円(税込)
2012年文芸社文庫より「ハーフ―Where the heart will be―」として発売。
本公演ロビーにて絶賛発売中!!!

2006年に上演したクスキユウ作のお芝居がクスキユウ自身の手によってノベライズされました。
クスキユウとは演出:松浦友のペンネームです。

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