YOU-PROJECT BLOG

YOU-PROJECTのウェブログです。
毎週金曜に「演出者の眼」を連載してます。

8/23チューズデーレター

2016年08月23日 | プロデューサーズボイス
月曜連載としていたのに火曜日になってしまいましたチューズデーレター。

はい、この響きにピンと来た人はかなりコアなファンです。ありがとうございます。
私がプロデュースした2008年の京都府立文化芸術会館での企画です。


さて、YOU企画のチューズデーレターは、これから10月の本番まで、プロデューサーがナビゲーターを務める2016年度秋公演の情報記事となります。

まずは前回公演でも公開した企画書の文章を二回に分けて公開いたします。
まだまだ作品が見えない中でも、手繰り寄せるように未来をのぞき見るようにして書かれた文章をご覧ください。

なお、本当にこの通りになるかというと、そうとは言えませんのでよろしく。

▼2016年度秋公演について
 15周年記念作品を終え、その出演俳優西岡佳美、劇団員山本周とさらに劇団EBIEのベテラン俳優弓澤玲子を加えてストレートプレイのアンサンブル作品を創ります。前作「ハーフ2」で用いたキャラクター創造の方法を用いて「静かな、しかし目の離せない」面白い作品を生み出します。

 演目は平田オリザ氏が宮沢賢治「銀河鉄道の夜」をモチーフに、緑魔子主演で1994年に上演された「思い出せない夢のいくつか」です。日常のユーモラスなシーンをまじえながら、非日常との間を行き来する中で、生きることのはかなさと困難さを抱えた人間たちを描き出します。

 
2.-① 作品意図

  稽古をしていた枚方市の文化アドヴァイザーの平田オリザ氏の作品をやりたい、というのが一番最初の動機でした。
さらに私は、学生時代に京都で二口大学氏演出の同作品を見ています。
リンゴを喰わせる男と女、ラスト近くの不可思議なシーン。
当時見た平田オリザ演出の「夏の砂の上(作/松田正隆)」でも同じように出てくる、日常の裂け目のようなシーンが面白かったです。

 また、平田氏作品「転校生」の演出を枚方なぎさ高校の演劇入門の授業で二度やっています。
普通の高校生たちとやるハードルも高かったのですが、だからこそキャラクターを俳優自身が創っていくことが極めて重要な作品である、と感じました。

 日本語という一音一語に込められた背後の意味が膨大にある言語体系に挑み作品化されている平田氏の作品は、ありふれた会話に見えて随所にひっかかりのある面白い作品です。
 俳優の身体を通じて現実化していく冒険を、楽しんで、さらに楽しんで、遊びつくしたその先に在るゲームとしての演劇=PLAYにまで昇華できればと思っています。 
                                      演出 松浦友


次回は、作品特徴と作品制作の流れを大公開!!!やがて俳優インタビューもありますのでお楽しみに。
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バタバタです

2016年08月23日 | プロデューサーズボイス
月曜日アップするはずが…バタバタですいません。


明日には必ず…。
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新連載

2016年08月21日 | プロデューサーズボイス
毎週金曜日に連載中の「演出者の眼」はお休みにして、毎週月曜日に秋公演情報をアップしていきます。

お楽しみに。
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演劇ユニットYOU企画2016年度秋公演

2016年08月12日 | プロデューサーズボイス
演劇ユニットYOU企画2016年度秋公演「思い出せない夢のいくつか」

作:平田オリザ 

演出:松浦友 出演:弓澤玲子(劇団EBIE) 山本周 西岡佳美(CLAP×CLAP)


主催:演劇ユニットYOU企画
共催:NPO法人フリンジシアタープロジェクト


物語:「あれ、夫婦って、長く一緒にいると似てくるっていうでしょう。」
    
    二月のある日、北へ向かう汽車の中で、彼らはとりとめのない会話を交わす。
    

    「噛むっていうのは、前半は本能だけど、後半は迷信だ。」

    「まぁ、そりゃ、女はいざとなったら食いますよ」
    

    家族の話から始まって、リンゴの噛み方、マリリン・モンロー、万博、そして星座、宇宙、赤色巨星まで広がる。
    
    彼らが話に飽きて眠る頃、客車の窓が水族館になり・・・


    星の数ほど想いを乗せて、平田オリザによる大人版「銀河鉄道の夜」が更けていきます。


<京都公演>
公演日時:2016年 10月29日(土)19:00
                30日(日)15:00
会場:アートコミュニティスペースKAIKA
京都市下京区岩戸山町440番地江村ビル2F
TEL/FAX:075-276-5779(フリンジシアタープロジェクト)
会場地図:阪急「烏丸駅」23番出口徒歩8分 京都市営地下鉄「四条駅」6番出口徒歩5分

<枚方公演>
公演日時:2016年 11月12日(土)19:00
                13日(日)11:00 /15:00 
会場:枚方市立青少年センター3Fホール
枚方市伊加賀東町6-8
TEL:050-7102-3145 FAX:072-843-4699
会場地図:京阪電車本線「枚方公園」駅下車徒歩5分

料金:前売1500円 当日1800円

チケット予約・問合せ:YOU-PROJECT事務局
o@you-project.com  090-1713-3764

スタッフ
舞台監督:A.Shida
照明:廣瀬良二
美術:弓本友佳

プロデュース:YOU-PROJECT
supported by KAIKA


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8月12日

2016年08月07日 | プロデューサーズボイス
大変すいません、演出者の眼は今週も休載しました。

来週8月12日はついに秋公演情報をお出しいたします。

お楽しみに。
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は:走る

2016年07月29日 | 演出者の目
先日言われてはじめて気づいたことですが、今年つまり2016年に限って言えば、4つ現場があり、うち一つは大阪と京都でやるので5つ公演をやることになる、という話でした。

かなり走っています。


YOU企画は年度制を取っていて、学校や官公庁とおなじく4月始まり、3月締めで、公演の呼び名も「~年度(春夏秋冬)公演」という言い方です。

だから、先日の「ハーフ2」は3月にやったので2015年度公演になり、最終公演からは二年ぶり、年度としては3年度ぶりの公演です。

どうしてこういう呼び名にしたか、といいますと、当時他の有名劇団が第何回公演と銘打つのがうらやましくもあり、悔しくもあり、いつ始めた劇団かわからないようにしてやろう、というもくろみでした。

また、走りたくない、というのもあります。

高校時代、演劇部を一度覗きましたが、年6回公演をやっていてあまりにハードだったのでやめました。

劇団も家族第一という方針を掲げているので、YOU企画の設立趣旨にあるとおり、機が熟すまで待つ辛抱強さを武器に不定期に公演を行ってきました。


とはいえ・・・、客観的に三年間も公演がないっていうのは、やっぱり劇団としてはまずいなと思い、今回の公演は去年から準備してきています。

そして、だから本当なら来年度の公演の準備を進めているべきなんですけれども・・・。


なかなか難しいですね。次はオリジナル戯曲を、と思うんですが。。。
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速報

2016年07月24日 | プロデューサーズボイス
いつも金曜日に連載なんで、遅れましたが、速報です。

京都公演を四条烏丸近所の劇場にて、10月29日土曜日19時、30日日曜日15時からあります。
演目は現代日本を代表する劇作家です。
詳細はまた後日、8月初めに発表いたします。
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「演出者の眼」今週休載

2016年07月16日 | プロデューサーズボイス
1日遅れてですが、筆者多忙のため「演出者の眼」は今週分は休載します。

松浦は月始めに風邪を引きまして長引きまして、ずいぶん時間を失いました。

関係各所にはご迷惑をおかけしました。
仕事の遅れを取り戻すべく努力いたします。
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の:ノリ

2016年07月08日 | 演出者の目
の:ノリ

良くノリで答えている生徒を塾で見かけます。そういう生徒には「答えには根拠がないといけない」と伝えます。
なぜならよくある択一問題にしても、答えが一つに決まる客観的な理由があるはずだからです。
そうでなければ、同じ問題を間違い続けるはずだからです。
逆に言うと、根拠を見つければ、100パーセントに近い確率で正答を出すことができます。

「ロト6はあたらないよ」よく塾の生徒に言います。
「偶然からは何も生じない」よく演劇の生徒にいいます。この二つは実は同じ目的から発せられています。
明確な意図をもって行動しないといけない、ということです。
ロト6は数字を適当に並べていくものです。英語の並べ替え問題は必ず一つに決まります。
そこにルールがあるからです。ノリで答えても正解にはなりません。
ラジオの部品をたらいに入れてぐるぐる回していてもラジオが出来上がらないのと同じです。

演劇も演技も、意図があって初めて、毎回同じことを行えます。
セリフにしても行動にしても、そこに至る根拠を見つけることができていれば、あとはそこをたどればいつの間にか本番が終わっている、ということになります。

演技というと、なんだか天性の勘や偶然のなせる奇跡などと思いがちですが、ガチでちがいます。
意図のない所に優れた創造性(クリエイティビティー)はないのです。

私が進化論に真っ向から反対する理由でもあります。
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ね:寝かす

2016年07月01日 | 演出者の目
ね:寝かす

昔、外山 滋比古 先生の「思考の整理学」の中で述べられていたこととも重なりますが、あるアイデアや物語を寝かせる、ということは僕の中でもよくやります。
と、いうか忙しくてそうなる、ということと僕が一度思いついてしまったことはやらずにはおれない、ということがあります。
たとえば小学生時代に思いついてしまった物語を今頃持ち出してきて応募しようと思ってみたり、演出のアイデアをずーっと整理せずに放置していたり。

二ノ宮知子先生の「のだめカンタービレ」で主人公の千秋が楽譜片手に寝食を忘れて勉強するシーンがありましたが、僕も台本を片手にそれをしないといけなくなります。
ただ、その時にいろいろとここまで自分にインプットしてきた知識やアイデアを作品とリンクさせて取捨選択していくわけです。
そこまでは寝かせていて熟成するって感じですね。

とはいえ、そういう時間、演出家としての時間、作家としての時間を今取れていなくて、受験生以来寝かしていた30分スケジューリングを実施しようか迷っているところです。

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