初めての妊娠&子育て

8歳差の姉弟を育てています。色々色々ありますが、子育ても仕事も結構楽しくやっています。

赤ちゃんのひきつけは・・・

2005年12月28日 | Weblog
ちびがお腹の風邪をひいていたときに
2回ほど引きつけを起こした…

赤ちゃんが起こすひきつけやけいれんのほとんどは、「熱性けいれん」といい、
38℃以上の熱が急に出たときに起こりやすくなります。
赤ちゃんは脳が未発達なため、熱が刺激となって脳に異常が起こり、
ひきつけやけいれんを引き起こすのではないかと考えられています。

ひきつけやけいれんを起こしたときの症状は、
手足を突っ張らせ呼吸が一時的に止まったようになったり、
手足やあごががガクガクと震えたり、意識を失ったりというものです。

熱性けいれんの場合、こうした症状は2~3分でおさまり、
生命に関わることもまずありませんから、落ち着いて対処しましょう。
 
・衣類をゆるめる
 ひきつけやけいれんが起こったら、静かに寝かせて、
 からだを締めつけないよう衣類をゆるめましょう。
 からだを揺すったり、大声で名前を呼んだりしてはいけません。
 また舌を噛んだりといったことはないので
 口に物を詰めたりしないしょうにしましょう。

・気道を確保する
 息をしやすいように、首の後ろにタオルなどを入れて、あごを上向かせます。
 さらに、吐いたものが気管に詰まらないよう、顔を横向きにします。
 
・熱を測る
 38℃以上の熱があれば、熱性けいれんである可能性が高くなります。
 
・ひきつけの様子をみる

 こんなときには急いで病院を受診しましょう。
 熱がないのにひきつけを起こす
 短時間に何度もひきつけを繰り返す
 10分以上ひきつけが続く
 ひきつけ方がからだの左右で異なる
 ひきつけが治まってからも意識がはっきりしない

ちびは熱もなく2度もひきつけを起こしたので大きな病院へ検査に行きました。
幸いけいれんの時間も非常に短く、2回目はひきつけではない可能性もあり
特に問題なく回復しました。
 
熱性けいれんとともに、あまり心配のいらないひきつけに
「泣き入りひきつけ(憤怒けいれん)」があります。
激しく泣いたと思ったら、顔が紫色になり、
手足を縮めて息が止まったようになるもので

これは、赤ちゃんが痛みを感じたり欲求不満だったりして激しく泣いたときに、
呼吸のコントロールがうまくできず、
一時的に酸素不足になるために起こる症状だそうです。
身体への影響も特にありませんが、
念のために一度受診しておくといいでしょう。