juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

センター文化祭

2019年11月18日 | 保谷障害者福祉センター






先週末は良いお天気が続きました。金、土、に開催されたセンターの文化祭も多くの来場者が有って賑わったようです。
私は金曜の午後にばあばと一緒に出かけて来ました。玄関を入り受付で名前を書いて、理事長や施設長のOさんに挨拶をしてから展示作品を見て回りました。先ずは陶芸とパソコン教室の部屋へ。陶芸は7名の方の作品が、夏の東京都美術展に出品された大物も一緒にきれいに並んでいました。先週木曜日に展示の作業を行ったのですが、中にはその木曜の朝に焼き上がったものもありました。先生は大変だっただろうと思います。昔は私もお手伝いに行ったことがありましたが、最近は却って足手まといになるので、失礼しております。素敵な作品が沢山ありました。
(今日午前中の陶芸教室で、展示作品の写真を撮って来たので、いずれまた何枚かご紹介します)

パソコン教室の展示、Sさんが作成した「センター内の植物」の6枚の写真も綺麗に撮れていましたね。陶芸教室と園芸教室の展示に挟まれて、少々地味ではありましたが( ◠‿◠ )

籐細工教室、作業療法での作品、絵画教室と書道教室の作品展示。それに外出訓練や他の活動の紹介などもありました。書道教室の展示でKさんの「闘魂」と言う書に、ばあばは目が止まったようで、「これは素晴らしい、訴えて来るものがある」と褒めていました。通所者の皆さん、1年間でこんなにも沢山の作品を作られたもんだと本当に感心してしまいますね。

丁度ストラップを作る物づくり体験も始まっていて、誘われたのですが、昨年やらせてもらったので今回は辞退しました。ちょっと覗いたら楽しそうにやっておられました。

小一時間ほどいて、帰りに園芸教室の皆さんが育てたミヤコワスレのポット苗を頂き、センターからちょっと足を延ばして珈風絵へ行き一服して帰って来ました。ばあばが早速ミヤコワスレを庭に植え替えていましたがちゃんと育つと良いですが。

話は変わりますが、16日土曜の夜、六本木で中学校のクラスの同窓会がありました。私の中学校は福井の明道中学校と言い、昭和32年の第10回卒業。「明道」の名は幕末の福井藩主、松平春嶽が作った藩校「明道館」から取ったものです。「道理を明らかにする努力、しっかり勉強しろ」と教えられております( ◠‿◠ )

その3年6組の同窓会、今まで何回か開いて来ているのですが、担任の先生が亡くなったこともあって2007年に福井で開いたのが最後となっていました。「今開かないと、もう出来なくなっちゃうよ」との話が出て、急遽今回東京でやることになりました。福井から男性2名、女性7名が参加。こちらは男性4名、女性4名の8名で計17名が集まりました。
男性30名、女性28名のクラスでしたが、判明しているだけで男性は11名が亡くなっています。女性はゼロ。参加者全員2,3分づつ近況を語りましたが、男が、やれ心臓が悪いとか前立腺をやったとか、せめて後3年か5年は生きていたいとか、話しているのに対して、女性陣からは、ちょっと膝が痛いと言う人は2人ほどいましたが、病気の話は全く無くて、みなさん、後10年は無論20年は大丈夫そうでした( ◠‿◠ )

思い出話も色々。音楽の女先生を泣かせてしまい、担任のN先生が飛んで来て、男子全員体育館に座らされてこっぴどく叱られた事、私も良く覚えています。先生が誰かを指名して「ここを歌ってごらん」と言ったら、「歌えません」と返事したので、先生が「歌えないのなら廊下に立っていなさい。じゃ次、〇〇君、歌って」と言ったら彼も「歌えません」と返答。先生「廊下に立っていなさい。じゃ次、〇〇君」、このやりとりが何人か続いた結果、先生が泣きだしちゃったんですよ。私も多分廊下に出た一人だったんでしょうね。ちょっとしたいたずらみたいなもので、今と比べると可愛いものですね( ◠‿◠ )
横浜に住んでいるT氏が、今年夏の甲子園で東海大相模が負けてしまった時の神奈川新聞のR君の記事の切り抜きを持って来てみんなに見せるので、仕方なくR君の話もちょっとだけ( ◠‿◠ ) 子供自慢や孫自慢も次々と。福井のNさん、お孫さんが「福井の藤井聰太」と言われているんだそうです。お嬢さんのお子さんで今小学3年生とか。凄いですね。「そんな頭、やっぱりNさんの血かな」とみんなに言われて、Nさん、まんざらでもないみたいでした。
5時過ぎから始まって8時ちょっと過ぎにお開き。私は残念ながら参加できませんでしたが、日曜の昨日は、みなさん、はとバスツアーでスカイツリーへお出かけでした。絶好のお天気でさぞ視界も良かっただろうと思います。1時過ぎに東京駅に戻って来て、昼食後解散予定でしたが、無事お帰り頂いたことと思います。
「次回は何時やるんだよ」なんて声も出ていましたが、さて、実現できるか、どうですか。ともあれ、楽しいひと時でした。

また話は変わります。昨日の午後、私はNHKホールへN響の定期演奏会へ出かけて来ました。指揮は毎年この時期に来日されるようですが、プロムシュテットさん。御年92才、アメリカ生まれのスエーデン人です。かくしゃくとした指揮ぶりです。度々の来日で日本でもすっかり知られた指揮者の一人ですね。
昨日のプログラムは前半がスエーデンの作曲家ステンハンマル(1871~1927)のピアノ協奏曲第2番、ピアノはやはりスエーデン人で1979年生まれのマルティン・ステュルフェルト。後半はブラームスの交響曲第3番でした。ブラームス(1837~1897)はバッハ、ベートーベン、と共にドイツ音楽に於ける三大Bと言われますね。
ステンハンマルは私は初めて聴きました。ブラームスは心地よく聴けますね。プロムシュテットさん、終演後、何度も何度も客席の拍手に応えておられましたが、元気でしたね。来年は10月に予定されているようです。

5時頃にNHKホールを出ましたが、もう外は真っ暗でした。
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