今日まで開かれている、ヨーロッパの食品見本市“Europain ユーロパン 2012”。
昨日ご紹介したのは、パンコーナー
今日は、
飴細工
とはいっても。
飴細工を売っている訳ではなく。
いろんな企業が、集客のために、各企業で、パティシエさんと契約して、デモンストレーションが行われている。
冒頭の写真は、
MOFパティシエ、ステファン・グラシエさんの作品。
ご本人も、実演中。
パリ郊外に、ご自身のお店をかまえていらっしゃるので、なかなかうかがう事が出来ないのだけれど。
普通の、どこにでもあるような店舗で。
斬新な(?)コンセプトで
ごあいさつする前に、私を見て、
『コンニチハ
』
と、日本語であいさつしてくれちゃうような、ステキなキャラクター
(お仕事中は、また、別キャラな方だけれど
)
今月中に、お店にうかがう予定
で、
この方、ステファン・グラシエさんのお店で働く日本人パティシエさん。
ステファン・グラシエさん、2つのブースを持っていて。
彼が、もう1つのブースを任されていて。
パティスリーを運営しながら、
プロ向けに、教室も運営されているステファン・グラシエさん。
そこで、彼の代わりに表舞台を任されるのだから。
この方も、相当な実力の持ち主
それにしても、
これが、砂糖なんて…。
輝きが、すばらしい。。
で、飴細工で、イチバンスゴかったのが、
ステファン・クラインさん
真剣なまなざし。
ドラゴン。
すごい…
でもね、
この、お茶目なドラゴンのお顔
これが、彼の世界。
プラスチックで、機械で作っているんじゃないかっていう位、
精密なパーツ。
輝き。
同時に、
ファンタジー感溢れる作品
写真に写っているもの、全てが、お砂糖
彼はもう、パティシエではなく、飴細工師
フランスが誇る、ね。
ステファン・クラインさんご本人の製作現場なんて、なかなかお目にかかれない
でも、
見にくい写真で申し訳ないが…、
ご本人の手
手袋をしているけれど、その下は、傷(やけど?)だらけ。
そういう、お仕事。
他にも、
製菓学校の紹介ブースでは、先生方の作品や、デモンストレーション
こちらも、プロな皆さん。
もう、すごい、しか、コトバが出てこない
そして
パンの世界大会が開かれているのと同時に、
ピエスモンテの世界大会も、開かれている
飴細工、パスティヤージュ(シュガークラフトみたいな)、チョコレート細工を、2人1組で作って、競う。
これが、日本代表作品
今回の日本代表は、
グランド ハイアット東京のパティシエさんと、パティスリー・アテスウェイのパティシエさん。
私が、とっても行きたいパティスリーの1つ
飴細工に、
プティ・ガトーに、
パスティヤージュ。
(これね、ブランコみたいに揺れるの
)
そして、
チョコレート
このチョコレート、40回、日本で練習して。
40回、失敗して…。
最後の最後、本番で、成功したそう
なんていう、精神力
私が会場に行った時は、
半分のチームは、まだ、未完成で。
全ての作品を見る事は、出来なかった
このコンクールの結果は、
1位:日本
2位:スイス
3位:フランス
イェ~イ
本当に、お疲れさまでした
まだ、結果が出ていなかったとき、某・パティシエのコンパニオンさん(←フランスの、MOFを育てたり、コンクール対策のスペシャリスト)とお話ししていたのだけれど。
テクニック的なもの、味覚、そして、仕事の流れや、作業の効率、
さらに、常に作業台がキレイな日本人チームをまさに、“ベタ褒め”されていて。
『某国なんて、あんな仕事の仕方じゃ、どんなに良いものを作っても、賞は取れないよ』
と。
そう。
コンクールは、結果(作品)はもちろんだけど、過程も重要
それにしても
本当においしいものは、実は、日本にあり
世界中のパティシエさんたちが、興味、感心、ライバル心を持つ、日本のパティシエさんたちは、
日本の誇り