食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

結婚式の準備 (の為に)

2010年01月22日 | フランス・結婚式に向けて
結婚式を挙げる前に提出する書類の事が聞きたくて、在仏日本大使館に行ってきた


初めて行った日本大使館は、ちょっとイメージと違う建物だったけど、館内の領事館の方達は、とっても丁寧な対応をして下さって

大使館の場所が知りたかったのが一番で、書類は3日で出来るという事だったので、ホッと一安心

そして、パスポートの残り期間が足りないんじゃないか…と思って確認してもらったら、私が1年読み間違えてて、これも問題ナシ


マズは、一安心



で、その足で、ウェディングドレスのお店を見に行く事に

あるイミ、一番重要なモノ



一件目は、



PRONOVIASさん。

スペインが本拠地のお店。

伺ったのは、8区の店舗だったけど、とってもキレーな所だった。


カタログで興味のあるものをピックアップして、予約をしてきた



2件目は、



CYMBELINEさん。

伺ったのは、5区のお店。

店員さんが、忙しかったので、カタログをもらっておしまい。


…と、ここで衝撃の事実が発覚

どの位前に始めないといけないのか聞いた所、

『話し合いをかさねて、作り始めて、仕上げして…大体、6ヶ月前かな』

との事。


結婚式の予定は7月末。

今がその6ヶ月前だった


個人的に、余裕を持って3、4ヶ月位に注文すれば良いかなぁ

なんて思ってたのに…


“ゆとりを持って動き始める”が、“急いで動き始める”に変更になった…



で、3件目。



Max Chaoulさん。

ここは、6区の、セーヌ川沿いのお店にお邪魔したんだけど、カタログは用意してないから、ネットで見てください、との事。

店内に飾られたドレスたちは、ちょっと私の趣味とは合わないみたいだから、ココはちょっと後回しにしよう




家に帰って、カタログを見ると、ホントにいろいろ

スレンダーなのとか、お姫様見たいなのとか、セクシーなのとか。

フリフリーや、お花や、リボンや…。


お値段もピンキリ


よく観察しよう


フランスの結婚式は… ~準備いろいろ編~

2010年01月20日 | フランス・結婚式に向けて
結婚の準備…

日本の結婚式は、式場を決めて、ウェディングプランナーさんとお話して、お式当日までの大まかなスケジュールは、プランナーさんが組み立ててくれるのが一般的みたい


フランスでは…


全部自分達でやらなければならない





まずは、結婚する市役所を予約して…

①披露宴会場探し
②お式をする市役所から披露宴まで移動する車探し(私達の場合)
③仕出し屋さんを決める(お料理・飲み物のため)
④ドレスなど、衣装探し(レンタルドレスは少ない。買うのがほとんど)
⑤招待客を決める
⑥会場・車などデコレーションを決める
⑦花屋さんを決める
⑧美容院を探す
⑨指輪を探す
⑩カメラマンを依頼する
⑪リスト・ド・マリアージュの作成
⑫音響機材の依頼
⑬ウェディングケーキはどうする?

こんな所を、マズは検討する


これで全部かなぁ

細かい所はまだまだありそう…



一通り決まったら、

①デコレーションの準備(買ったり、作ったり…)
 ・披露宴会場(駐車場・会場・卓上・高砂・入り口・トイレetc…)
 ・車
 ・ウェルカムボード、メッセージボード
②テーブルクロスやカトラリー、食器の用意
③招待状を作る(もしくは、作成業者さんを探す)
④音楽を決めたり
⑤プレゼントを考える、用意する
⑥招待状の発送


実際に動き始めるのはいったん日本に帰って

フランスに戻ってくるのが6月初旬の予定

だから、それからかな


あ、招待状は、2月中に発送したいってお義母さんが言ってたっけ

招待客決まってないなぁ…


他に何かあったかなぁ…


準備を進めながら、足りないものを探していこう(テキトー)


フランスの結婚式は… ~書類編~

2010年01月19日 | フランス・結婚式に向けて
フランスで結婚する事が決まって、早1ヶ月…。

何もしていない 


というコトで、マズ何をすべきかまとめてみた


まずは書類。
これが無いと始まらない

①何といっても“市役所で結婚式をする予約”をする。
 日本は、役所に結婚届を出すだけだけど、フランスでは、市役所内で結婚式をしなければならないとの事。(市長さんのありがたい言葉とかを聞く)


②フランスは、結婚する前に、結婚する市の市役所に行って、『結婚してもいいですか?』と市民に聞かなければならない …

 (その為に、いくつか書類を準備する)各役所によって違うので注意

  ・Extrait d'Acte de Naissance 出生証明書
  ・Certificat de Célibat 独身証明書
  ・Certificat de Coutume 習慣証明書

で、この書類をもらうために、戸籍謄本を取って、さらに、アポスティーユを添付してもらう。(日本での作業)

申請書・アポスティーユ付き戸籍謄本・市役所発行の必要書類リスト・日本旅券・手数料
を持って、在仏日本大使館へ。(3日位で出来るらしい)

頂いた資料を持って市役所へGO

(場所によっては、法定翻訳官の翻訳を求められる事も…)


市役所に申請して、3週間待つ。
反対する人も無く、無事申請が下りたら書類がもらえる。


③(私の場合は)いろいろな書類を持って、在日フランス大使館で“フランスでフランス人と結婚し、長期滞在するためのビザ”の申請をする


④居住県管轄の移民局での手続き。


⑤(結婚後半年以上の滞在を希望する場合)ビザ有効期限2ヶ月前に地元の県庁または警察署でフランス人の配偶者の滞在許可証を申請する。


…ざっと、こんなカンジなのかしら?

今から準備を始めるとすると、結婚して、長期滞在するために8ヶ月の準備が必要となる訳で…

間違いのないようにしないと


Galette des roi seche ガレット・デ・ロワ セッシュ

2010年01月18日 | お菓子屋さん
ガレット・デ・ロワは、折り込みパイ生地にアーモンドクリーム“Frangipane フランジパーヌ”を詰めたものが伝統的なものと言われているが…、

もともとは、違ったのだ


“Galette des rois seche”



折り込みパイ生地を焼いたもの

それだけ。


中身は空っぽ。

そこに、ある修道院でアーモンドを入れるようになって、それが一般に広まったなんて説も。


もともと、キリスト教のある一派では、食べ物にいろいろな制限があって。

制限を受けていない、栄養価の高い食品が“アーモンド”で。


アーモンドをたっぷり使ったマカロンも、修道院が発信源。

“修道女のマカロンの道”っていう道の名前があるほど



で、当店のガレット・セッシュ



断面はこんなカンジ


『まにふぃっく(見事な・極上の意味)』

何も入れないから、ごまかしが利かない

こんなキレイな折り込みパイ生地、なかなかお目にかかれない

お味ももちろんサイコー


毎日、朝ごはんに食べたい…



ガレット・デ・ロワのよた話でした…


Galette des rois ガレット・デ・ロワ 4

2010年01月17日 | お菓子屋さん
ガレット・デ・ロワ4件目は、本命のひとつ

2005年と2009年のガレット・デ・ロワのコンクールで1位になったお店


どんな所かなぁ と思いをはせながら伺ったら、



とっても小さなお店(ブーランジュリー)でした



いつも、4人分を目安に買ってたんだけど、

『4人分のを下さい』

って言ったら、

『2人前か10人前しかもう無いよ』

って…。 残念

で、2人前を購入。


小さかったからか、袋は



こんなカンジのパン用の袋だった。




カンジンのガレット・デ・ロワ。



薄めのパイ生地に、しっかり詰まったアーモンドクリーム

食べ応えのある1品でした


見つけたフェーブは、



………

顔が無い人がいる…


食べてるとき、ガリってしたんだよね…。

私が食べたのか、壊れてるのを入れられたのか…。

どっちもイヤだなぁ…



ここは、今まで行った中で、一番コストパフォーマンスの良いお店でもありました


Pain etPassion ~パン・エ・パッション~
117 Avenue d'Italie PARIS 75013

Galette des rois ガレット・デ・ロワ 3

2010年01月16日 | お菓子屋さん
ほぼ毎日ガレット・デ・ロワを食べてるけど、まったく飽きない

洋菓子の中で、ホントに大好きなお菓子の1つになった


ガレット・デ・ロワ3件目は、



LA PETITE ROSE ラ・プティット・ローズさん。




シェフが、行った方がいいよってショップ名刺をくれたから、行ってみた。

ココは、日本人パティシエールさんのお店でした

だから、販売のヴァンドゥーズさんも全員日本人。

(シェフ、そういうコトだったのね…)


今年は、フランジパーヌっていう、アーモンドクリームの、伝統的なガレット・デ・ロワの食べ歩きの予定だったけど、販売のお姉さんが、『うちはフランジパーヌは無いです』っていうんで、



チョコレート味に。

…私には、焼きすぎだった…




フェーブはマカロン型





一緒に買ったマカロン達



小ぶりなまん丸で、見た目は私の好み

味は、生地はおいしかったけど、間のクリームは油っぽくて…




マロングラッセはナチュールを買ったのに、なぜが、チョコの香りだけがした。

味はナチュールだったのに…。


LA PETITE ROSE ~ラ・プティット・ローズ~
11 bd de Courcelles PARIS 75008
10:00~19:30 水曜休

Poireau ポワローのオーブン焼き

2010年01月15日 | 食卓
なかなか快晴が続かないパリのお天気

気温がマイナス何度の毎日の中、今日みたいに、5℃位あるとうれしくなっちゃう

そんなんで、マルシェをウロチョロしていると、立派なポワロー(西洋長ネギ)を発見


で、



ポワローのオーブン焼き


鍋に、バター(75g)を焦がさないように溶かしたら、小麦粉(75g・篩にかけて、ダマをなくしたもの)を少しずつ混ぜながら入れる。

全部混ざったら、今度は牛乳を、これまた少しずつ混ぜながら、ダマにならないように入れていく

塩・コショウで味を調えて、ホワイトソース(ベシャメルソース)の出来上がり


ポワローは、テキトーな大きさに切って塩を入れた熱湯で茹でる。

やわらかくなったら、取り出して、ハムを巻いておく。


耐熱皿にハム巻きポワローを入れて、ホワイトソースをかけて、180℃のオーブンで10分くらい。


もともと、火は入ってるから、表面に焼き色が付けばOK


取り出すと…





こんなカンジで、出来上がり


これに使うホワイトソースは、ちょっと濃いめの塩味にしておくか、ポワローとハムの間に少し、塩・コショウしておくと味がなじむ

ポワローの変わりに、にんじんでも、ジャガイモでも、アンディーブでもOK

ハムの変わりに、ベーコンを使うときは、ベーコン巻きポワローを最初に焼いてから、耐熱皿へ


オーブンが無い時は、ハム巻きポワローにホワイトソースをかけるだけでもおいしい



冬は、“オーブン焼き”っていうだけでおいしそうな気分になっちゃう


Galette des rois ガレット・デ・ロワ 2

2010年01月14日 | お菓子屋さん
クリスマスを過ぎた26日から、

『ガレット・デ・ロワ置いてある?』

とお客さんに聞かれるようになった。

本来、ガレット・デ・ロワは1月最初の日曜日に食べるもの

みんな気が早いなぁ…

なんて思ってたら、スーパーマーケットには、クリスマス前からガレット・デ・ロワが並んでいた…


何で食べるかはあんまり関係なくなってきてるのかな

でも、そのおかげで、1月いっぱいはパティスリーやブーランジュリーに並んでいるからまだまだいろんな所のガレット・デ・ロワが食べられる



そんなこんなで2件目のガレット・デ・ロワ





マリトゥルネさん


ココは、マカロンが有名なお店。



今回は、“ゲランド産の塩”のマカロン。よくある一口サイズみたいなマカロンじゃなくて、手のひら位大きい食べ応えのあるマカロン

これは、チョコレートにゲランド産の塩の風味を利かせて、周りは砂糖のカリカリをアクセントにしたもの 2、90€



おっと、本題のガレット・デ・ロワは、





しっかり焼かれた、表面の光沢のきれいな一品

ちなみに、中央のお店のロゴは、小麦粉と水で出来たもので、しっかり食べれる


そして、



こんなメモが3枚(なぜ?)入ってた。

“フェーブは金とかだから、電子レンジにはかけないでね” だって

“金” なんて思いながら食べてたら…



こんなフェーブが出た



あ、ガレット・デ・ロワは関係ないんだけど、こんなのもらった





カレンダーに、祝日と、その日の聖人の名前が入ったもの。


もともと、フランス人の名前は、キリスト教の聖人に名前をつけることが多い。

自分の誕生日とは別に、名前の誕生日がある

1年を通して1日1人の聖人。



日本のカレンダーと違うのは、“月の満ち欠け”と“週が第何週目”は書いてある所

これも、宗教の関係。


1年は52週間あるって…

知ってマシタ??



MALITOURNE ~マリトゥルネ~
30 Rue de Chaillot PARIS 75016

Gelette des rois ガレット・デ・ロワ 1

2010年01月13日 | お菓子屋さん
今年最初のガレット・デ・ロワは、もちろん仕事場のものでしたが

マズ1件目。



家の近所のブーランジュリーのガレット・デ・ロワ。

(あまりに近所すぎて外観撮るの忘れた)


ここのシェフは、ピエール・エルメさんで働いた後、ココにお店を構えて。

小さいお店ながら、いくつかの雑誌で高評価を得ているガレット・デ・ロワ。





こんな袋に入ったガレット・デ・ロワは、




パイ生地が、高く持ち上がったもの




一緒についてきた“コロン 王冠”はペーパークラフトの作家さんのデザインとか。




ウラには、今年のフェーブのモチーフが描かれてます。


で、フェーブはこれ



とってもセンスの良い、キレイなフェーブ


買いに行ったのは、公現際の前日、1月2日の土曜日。


VANDERMEETRSCH ~ヴァンデルメルス~
278 AVENUE DAUMESNIL PARIS 75012
月・火休

Champignon きのこがたくさん

2010年01月12日 | 食材
いつものマルシェのお店のひとつで、こんなの見つけた





マッシュルームの頭がちょっと茶色っぽいの



見た目がおいしそうで、『なにこれ?』って聞いたら、

『おいしいのよ、これ ナマで食べれるし

って、おばさん(おねいさん…?)が言うから試してみる事に





おしりの“ヘタ”の部分を切って、軽く乾拭きしてあげる。

半分に切って、



スライス


…うん、生でも食べれる。

サラダに混ぜて食べる事にしよう


でも、もう少し薄くスライスした方がいいかな。






今日はこれも買っちゃった



Morille モリーユ茸


日本ではほとんど、輸入品でしか見かけないけど、フランスでは、トリュフに並ぶ高級キノコ。

日本名はアミガサタケ。


さすが、パリのマルシェは何でもある~

と思って、つい買ったら、なんと12ユーロ 

この一袋、何グラムだろう…


一緒に買ったマッシュルームもどきは、350グラム1.5ユーロだったなぁ…




記念に1枚


さて、このモリーユどう料理しよう