食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Restaurant sola レストラン・ソラ

2013年09月12日 | 外食 レストランとか
やっと、予約の取れたレストラン、



Restaurant sola レストラン・ソラさん



基本、日曜日しか休みのないスーさん。

日曜日は、ほとんどのレストランが定休日 なパリ

なかなか、思うように行きたいレストランに行けない

しかも、今、話題のレストランなら尚更



で、バカンス明け、みんなが気を抜いている今なら

と、試してみたら、お見事

スーさんも、仕事を早く切り上げて参加






もともと、ワインカーブだった地下。

ソラさんが入る前は、普通にいすとテーブルがあった普通のレストラン。

そこを、こんな風に掘りごたつ風(コタツは無し)に、改装。



予め、私のアレルギーは伝えてあったので、確認されて。



おおっと

食前酒も頼まないうちから、アミューズ・ブーシュが登場。

フォア・グラのサンドイッチ。



あわてて、食前酒をお願いする。

私は、微発泡の日本酒

ここ、系列に日本酒バーもあって、日本酒も結構飲める





2つめの前菜、マス

おいしい。

が、量が少ない

2口で終了。





トマトとイベリコ豚。

本当は、オマール海老なんだけれど。

私がアレルギーの為、イベリコ豚に変わっていた。

が、しかし。

この“私用”、はじめ、スーさんにサービスされた





セップ茸

もう、秋 だねぇ



塩味、薄過ぎ

きのこの塩加減は大変だねぇ。



このセップ茸、ちょっと、スーさんのアレルギーなモノが入っていて。

事前にお伝えしていたのに、普通に出てきた

スーさんのアレルギーは、私みたいにひどくないので。

そして、取り除ける付け合せだったので、除いて完食。

しかし、忘れられちゃうのは、少し悲しい。





白身魚は、鯵。

シンプルで、ちょうど良い火加減

これが、今回1番好きだったかな。





2皿めのお魚。

すーさんは、貝のムースがかかっていたけれど。

私には、燻製バターのソース。

おもしろい





お肉。

最初の感想、

『小っさ 



全体的にそうなんだけれど。

味わう前に無くなっちゃうんだよね

私は、食事に来たのであって、味見をしに来たわけではないので



こちらのHPを拝見して、100ユーロ以下で、9皿構成って、どれだけパフォーマンスが良いのか

と、思ったけれど。

ウワサには、

『小さいポーションで出てくるよ』

って、聞いていたけれど。

まさか、

ここまで物足りなさが出てくるとは…。



私、家を出る前に、ポテトチップスの小さい袋1つ食べてきたのに、

家に帰ってから、マドレーヌ2つ食べちゃったよ

(ポテトチップ2袋めは我慢した)



飲み物を選ぶのも、

ここはおまかせコース1本だから、次に何が出てくるのか分からない。

なので、

『この後のお皿に合わせられるのか、お勧めはありますか?』

って聞いたのに、

『この中から選んでください』

って、グラスワインのメニューを出された。

これでは、何を選んだら良いのやら



別な方がいらっしゃって、お勧めしてくださったのは、

その後に来た料理2皿、どっちにも合わず

不完全燃焼。



チーズは無くって、デザートに。

チーズ、勝手にあるものだと思い込んでいて

パン、そのまま片付けられちゃった

食べとけば良かったか…。






最初のデザート。

カンパリや柑橘、シンプルに見えるのに、意外といろいろ入っている。

お口の中がサッパリ



2つめのデザートは、



“和”だねぇ、完全に。






あ、



食後の飲み物のお供。

白い、四角いのが、もこもこ、おいしい



おいしかったり、

おもしろかったり。



1つひとつのお皿の盛り付けは、アートだ 




食後は、



そば茶

ハーブティーが無く、日本茶がいろいろ揃っているという事は、

デザートもそうだけれど、そういうアプローチなんだろうね。

店内は、フランス人のお客様がほとんど。

日本料理でもない、フランス料理でもない、

“このシェフの料理”と、アプローチ。




そっかぁ、今分かった。

といっても、ちょうど読んでいた本(食には関係ないけれど)の発想から何だけけれど

こういうスタイルなんだから、“フランス料理”を楽しむんじゃなくて。

自分のスタイルで楽しめばよかったんだ。



せっかく日本酒があるんだから、日本酒との組み合わせを楽しんでみたり、

ゆっくり、料理のヒントを聞いて、お酒を選んだり。





傾向と対策は分かったので

今度は、季節を変えて来てみたいな