食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Grève ストライキに遭遇

2010年02月04日 | ちょっとした事・話
先日、パリ市内を散歩してたら、交通規制に遭遇

なんだろなぁ と思って避けながら歩いていたら、

“Grève グレーヴ”に遭遇

グレーヴとは、要するにストライキの事で…。

フランスでは、よく、道を封鎖して、行進を続けるのである





もちろん小さな通りじゃイミが無いので、大きな道を封鎖してしまう





寒いのによくやるなぁ


グレーヴには、良くない思い出ばかりで…

1度は、パリから日本へ帰る日に、空港に向かう為に、ホテルに予約してもらったタクシーがグレーヴの所為で送迎に来れなくて。

ホテルから10分歩いた所にタクシーを停めた運転手が歩いて迎えに来て、スーツケースを引いて車が止まってる所まで歩いて行って…

予約してた時間から40分遅れ

余裕を持っていたとはいえ、ホテルの人が、航空会社に連絡してくれたり、いろいろタイヘンだった




もう1つタイヘンだったのは、サンテミリオンという田舎(でも世界遺産の村)に日帰りの旅をした時。

前日に、新幹線の予約をしようと駅に行ったら、駅員さんが、

『なんで明日行くの!?』

とお怒りで…

予約した日が、鉄道全般のストライキ決行日だった…。

知り合いに会いに行くから、日程は変更できなくて、なんとか乗り換えの電車も手配してもらって。

普通ならスムーズな乗り換えも、ストライキの所為で、間引きダイヤ。

しかも、

『帰りは電車はなくなるから、バスで帰ってきてね』

…って…


サンテミリオンでは、帰りのバスが20分早く来てて、そのまま定刻を待たずに出発。

私達は、時間に余裕を持って待ってたから良かったけど、後から来る人達はどうするんだろう…

それが、最終だったのに…。


あ、サンテミリオンの駅で、イギリス人のご夫婦に会った。

フランス語が分からない人達で、掲示板に“Grève”って書いてあっても分からなかったみたいで。

『1時間以上前から待ってるのに電車が来ないの

って。

イギリスで、旅行代理店に手配してもらったチケットを持ってたんだけど、とっても不安にしてらっしゃって…


私の足らない英語(単語つなぎ…)で説明して、一緒にバスに乗って行かれて



グレーヴはやっぱりキライ…


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