goo blog サービス終了のお知らせ 

食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Capcake & Macaron カップケーキ・アンド・マカロン

2014年02月11日 | お菓子屋さん
スーさんと、サンジェルマン・デ・プレ地区を歩いていたら、

大きなホテルのドアマンさん風な衣装のお兄さんに声をかけられた



『パリで一番小さなパティスリーですよー

って、



ここー



ひと一人が通ることが出来る入り口。

店内は、人が、すれ違うことすら出来ない。

こりゃ、パリで一番小さいパティスリーに間違いないだろね




で、何を売っているのかというと、



“ミニ”カップケーキ。



親指と人差し指でつまんでしまえる位の大きさ。

食べたら、2、3口で無くなっちゃうかなぁ。




で、

カップケーキなら、まぁ、味見程度に、なんて思っていたら、

『最低購入は、4つからです』

って、笑顔なお姉さんが。



スーさんと1つずつ、なんて思っていたんだけれど

残念、

2つずつ。




選んだのが、



コレ。

レモン、ココナツ、チョコに、スペキュロス。



うん。

思っていたより、は、おいしい。



でも、お店を出た後に、

『お1つから購入可能って書いてあったのに

なんて言うスーさん。



この大きさで、

このお味で、

このお値段。



かぁ





最近のフランス、カップケーキとか、流行り、なのかな?

雑誌やテレビでも特集が組まれる位。

おうちで簡単に作れるのが親しみやすい理由かな

スーさんの妹、私の義妹も、よく作ってる。

彼女のデコレーションは、雑誌に載せても見栄えがするくらいステキ

職業がお花屋さんだけあって、センスが良いのもあるし、スーさんの影響も受けているのかな




パリを歩いていて、出会うお店、

次は何を見つけるのかな


Patisserie MORI Yoshida パティスリー・モリ・ヨシダ

2014年02月10日 | お菓子屋さん
もう、お約束

ブログの更新、滞ってしまいました

いらっしゃって下さっていた皆様、申し訳ありません

このブログを長く続けるために、無理はしない、と、思っておりまして。

これからも、お付き合い頂けるとうれしいです。




さて、ガレット・デ・ロワの季節は終わってしまったけれど。

このブログ上では、2月にまたがってしまうネタ

もう少し、お付き合い下さい




今年が初・ガレット・デ・ロワの、



Patisserie MORI Yoshida パティスリー・モリ・ヨシダさん

パリにパティスリーを出店された日本人パティシエさん

焼き菓子に定評があるので、ぜひとも試してみたくて




私、ガレット・デ・ロワは、基本、4名用のサイズを買う。



同じワインなら、ハーフボトルより、普通のボトルの方がおいしい、なんていう様に。

(熟成の関係で)

ガレットも、火入れの関係で、1人前のガレットより、大きい方がおいしい。

(小さいと、水分の蒸発が早かったり、いろいろあり)



で、4人用を下さいって言ったら、

6人用から、だった。

でも、大きさは、普通のお店で4人用として売っているサイズ。




フランジパーヌを購入。



でも、

“メープル味”もあるんですって~



もう1つ、ベルガモット味も興味があるけれど、

メープル好きには、通り過ぎるなんて出来ない



で、





こっちは1人前用を購入。



それが、

おいしい



フランジパーヌも、メープル味も、どっちも



それで、このお値段

その辺の有名パティスリーで買うより、お得で、満足



この濃厚さなら、この大きさで6人前でもありかな、って、思えちゃう

食後なら、これで十分。

(私でなければ)





大きく空洞が空いちゃっているのは、多分、焼く前にパイ生地に穴を開けていなかったから

ワタクシ、軽くつぶして頂いた。



で、カンジンのフェーブ。

ショーウィンドーに、スターウォーズシリーズですよ~って展示してあって。

さっきの切り口、


見えるかな?

黒いのが、いるじゃない。



いや~、

最初に切った時に、見えちゃってね



このフォルム、

この色、

ダースベイダーじゃな~い

って、喜んでいたら、



ダースベイダー、

の、

子供の頃、



アナキン・スカイウォーカーだった



ダースベイダーってだったら、往年の、メインキャラの一人じゃない

彼のテーマソングは、誰でも口ずさめちゃう様な。



それを期待していたのに、

なんか、

すっごく、残念



このおいしさ、

お手軽さ、

近所にお店があったら、週1くらいで買いに行きたくなっちゃうような



また行きたいな~、

なんて思いながら、再訪する時間が無く



っていうか、最初に行った時、定休日に行っちゃってね

このお味は、

来年まで、お預け

Galettes des rois Ble Sucre ガレット・デ・ロワ ブレ・シュクレ

2014年01月19日 | お菓子屋さん
世界中で、レストランやパティスリーをはじめ、いろんなランキングがあるけれど。

“世界中の旅行者が選ぶ、フランス最高のパティスリー&ブーランジュリー”に輝いたお店、



Ble Sucre ブレ・シュクレさんに行ってきた

パリの高級ホテル、ル・ブリストルさんでスーシェフさんとして活躍されていた方が出したお店。




だい~ぶ以前、ケーキやガレット・デ・ロワも買いに来たことがある。

お味も普通だし、あまり、良い思いではなく。




多分ねぇ、私、ここの販売の方(多分、お店のマダム)が好きじゃないの

私=外国人(旅行客?)を極端に区別する感じが苦手

で、もう何年も来ていなかったんだけれど。



ちょうど、知り合いと話題にしたので、再訪。

対応して下さったマダムの対応は、相変わらずだった。






表面が切れちゃっているのは、ナイフの所為。

模様を描くのにナイフを使うのはみんな一緒なんだけれど。

普通は、ナイフの“背”で描く。

ナイフの切れる方を使っちゃうと、そりゃ切れちゃうよ





見た目からして分かる、ガサガサ感

まるで、前日のを買わされたんじゃ

ってくらい、乾燥してる

(それ防止のために、休み明けの営業日に行ったのに…)





フェーブ。

スーパーで売っている、安いパイ生地のオマケに付いてくる様な安っぽさ



これで、20ユーロ…。



ここ、“有名”とか、“おいしい”って評判なんだけれど。

私には、苦手意識の方が強いなぁ




ちなみに、ランキングのネタ元は、トリップアドバイザーさん。

ランキングされたお店をみれば、私の好みとは違う事が、見てとれる

Cafe Pushkin カフェ・プーシキン

2014年01月18日 | お菓子屋さん
最近、パリのパティスリーは2号店ラッシュ?

今まで店舗展開をしていなかったお店が、2つめのお店を出すように。




そのひとつが、



Cafe Pushkin カフェ・プーシキンさん

高級デパートの中の店舗のみだったのが、マレ地区にオープン。




このパティスリーは、



ワクワクしちゃうデコレーションが、私のツボ



この店舗だから?

それとも、また変えたのか?



こんな袋になっていた。

オープン当初のデザインが、一番好きだなぁ



買ったのは、

一目惚れした、



モンブラン(風)と、




ココナツと木苺のケーキ。



スーさんは、木苺の風味がちょっと足りない

なんて言っていたけれど。

私的には、2つの風味がちょうど良いバランス。

今までのプーシキンさんの、ガツッとした、しっかりとしたお味ではなく、やさしい風味。



モンブランはねぇ、

味は悪くなかったんだけれど、



あちこち、穴ボコだらけ

本物は、写真よりも空洞がひどい感じ



多分、メレンゲがあったんだと思うのよ。

伝統的なモンブランの構成要素のひとつ。

それが、溶けちゃったんだと思うの。



でも、

なんか、

残念な印象…。



これは、どうにかならんのかねぇ




プーシキンさんの新店舗の近くは、



ヴォージュ広場。




私の好きな、お散歩コースのひとつ。




のんびり歩って、気分転換

Galettes des rois L'ECLARE DE GENIE ガレット・デ・ロワ レクレール・ドゥ・ジェニ

2014年01月17日 | お菓子屋さん
フランスの1月の風物詩、ガレット・デ・ロワ。

ほとんどのブーランジュリー(パン屋)さん、パティスリー(お菓子)さんが販売している。




でね、最近、パリで流行っているのが“専門店”

シュークリーム専門店や、エクレア専門店、シフォンケーキ専門店etc...




まさか、ねぇ




なんて思いながらやってきた、



L'ECLARE DE GENIE レクレール・ドゥ・ジェニさん。

有名パティシエ、クリストフ・アダムさんがオープンさせた、エクレア専門店。



アダムさんは、以前、パティスリー・フォションでシェフパティシエをされていた方。

“老舗で高級”っていうのが“ウリ”だったフォションさんで、“バラエティー豊かなエクレア”(←クリックすると、その凄さが分かる過去記事に行けます)っていうスペシャリテを考案した方




この方なら、何かやってくれるんじゃないかと行ってみると、

この、エクレア専門店で、



ガレット風エクレア

エクレア風ガレット

購入~





シュー生地の中に、フランジパーヌ、

シュー生地の上に、パイ生地。



炭水化物三昧

しかも、中のクリーム、火、通ってないし



まぁ、このアイディアはおもしろいよね




あ、

エクレア1つ買うのもなんだなぁ、と思って、



ピスタチオ&オレンジ味も購入




なんて、

食べながら。

袋の中に入っていたチラシを、ふと読んでいると



2、4、6、10名用ガレットは、フェーブ入り 

なんで、店頭で気付かなかったんだろう



1人前用は、普通、どこのお店でもフェーブは入っていない。

エクレアなんて、1人前だから、フェーブなんて気にしていなかったんだけれど。

まさか、用意してあるなんてー




どうしよう…。

おいしいワケではなかったものを、

フェーブのために、買うか、否か…。



悩ましい

Galettes des rois CARETTR ガレット・デ・ロワ カレット

2014年01月15日 | お菓子屋さん
今年初、



ガレット・デ・ロワ専用の袋に入れてくださったのは、CARETTEさん

パリのエッフェル塔から、セーヌ川を挟んだ反対側の所にある広場に、1927年からあるサロン・ド・テ&パティスリー。




老舗パティスリーのガレット・デ・ロワは、



見た目、シンプル




っていうかね、

日本で売っているガレット・デ・ロワ、模様とか、芸が細か過ぎ

スーさんや、友人のフランス人パティシエさんたち、

『日本人って、そういうことやっているから寝る暇が無いくらい仕事しているんじゃないの

って…




フランスでは、一部の高級(?)パティスリー以外、ガレット・デ・ロワは、なんていうか、お祭り用だけれど、日常の1コマ。

日本の、日本人のパティシエさんには、年に1回のイベントモノ。

クリスマスケーキ同様、力が入るのは当然

本当、パティシエの皆さんのおかげで、こうしておいしいケーキたちを食べる事が出来る幸せ




なんて、話が逸れちゃったけれど





パリっと焼けた表面。



切ってみると、



さらさらと、音がするように落ちてくるパイ生地の端っこ。

あぁ、この感触、食感、

私の好きなパイ生地のイメージ



たっぷり入ったフランジパーヌのクリームとの相性もステキ。

(自分で言うのも何だけれど、この写真、おいしさがちゃんと伝わりそうな写真・笑)



セバスチャン・デガルダンさんのガレットが、王道なガレットとすると、

これは、パイ生地に特徴のあるガレット



入っていたフェーブは、



ティーカップ

私、最近のデザイン性のあるフェーブより、こういう、クラシックなフェーブが好きなんだぁ

今年最初の、私の好きなフェーブ



あっという間に食べちゃったガレット。

おいしいものは、無くなるのも早い


Galettes des rois SEBASTIEN DEGARDIN ガレット・デ・ロワ セバスチャン・デガルダン

2014年01月14日 | お菓子屋さん
私が好きなガレット・デ・ロワは?




おいしければ全部好き




なんだけど




どういうのが好きか?

と聞かれると、



多分、



これが、好きなタイプのひとつ。

セバスチャン・デガルダンのガレット・デ・ロワ



毎年、4種類のガレットがある。

フランジパーヌ(アーモンドクリームにクレームパティシエール)、

フランジパーヌ+りんご(+ゆず)、

フランジパーヌ+ピスターシュ+グリヨット、

そして、今年は、



フランジパーヌ+マロン




どれもおいしいんだけれど。



クラシックなフランジパーヌが一番好き。

折り込みパイ生地自体がおいしい

上に、

たっぷりとはさまったクリームとのバランスが



ガレットの種類で“セッシュ”っていって、中にクリームを全く入れない、パイ生地だけを食べるっていう種類があるんだけれど。

ここのは、これが、本当においしい。

パイ生地が、おいしいから。



お腹がいっぱいになったら、クリームが入っている所だけ食べて、端の部分(食パンのミミみたいな所?)は残しちゃう事があるんだけれど

このガレットは、それを許さない

表面のさくっとするパイ生地。

ジュワっと広がる、おいしいクリーム。

あぁ、幸せ



あ、



これは、マロン入りの断面。

栗好きにはたまらない



それぞれに入っていた、





フェーブ



やめられない、

止まらない

Galettes des rois LENOTRE ガレット・デ・ロワ ルノートル

2014年01月12日 | お菓子屋さん
1月の、私のブログの風物詩、ガレット・デ・ロワ。

今年2つめは、



ルノートルさん




あぁ、去年(2013年)のビュッシュ・ド・ノエル、ルノートルさんの買いたかったなぁ。

仕事で、クリスマスパーティーとは縁の無かった私には、予約する事が叶わない。。。

(予約しても、取りに行けない)



そんなワケで、ガレット・デ・ロワでリベンジ



っていっても。

買ってきてくれたのは、スーさん

箱を開けて、



『あれー

何か違うー

と、叫ぶスーさん



なんかね、

デコレーションのチョコたちが移動しちゃったみたいで。



これが正解図



ルノートルさんは、いつも、

クラシックなガレットと、

オリジナルのガレット、

2つ用意されていて。



スーさんは、オリジナルをチョイス。




ガレット・デ・ロワをベースに、ババ・オ・ラムっていう、フランスの伝統菓子のアレンジをして。

さらに今年は、オレンジ風味を添えて。



しかも



こんな瓶まで付いてきた


これ、チョコレートクリーム。

これをガレットに塗って食べるんですって



という事は、私の大好きな組み合わせ、オレンジ&チョコ味ってコトじゃあないですか



これはねぇ、

食後っていうより、おやつの時間に、コーヒーとか紅茶とかと一緒に、“このガレットをメインに”食べたい1品

この存在感とお味は、食後にはちとキツイ

あ、私は大丈夫なんだけどね。

普通の胃を持つスーさんがそう申しておりますので



3年くらい前に食べた、ルノートルさんのガレット・デ・ロワ風ババ?(もしくはその逆?)のおいしさを超える事は出来なかったけれど。

これも本当においしいガレットだった



あ、フェーブは、





今年は、エアフランス(航空会社)さんとのコラボ。

男の子なら、喜ぶのか

PAIN DE SUCRE パン・ド・シュークル

2014年01月11日 | お菓子屋さん
お久しぶりにお買い上げ、





PAIN DE SUCRE パン・ド・シュークルさん



ショーケースで、一目惚れした、



ノワゼットのケーキ。

私が目を付けただけあって、今回、一番のお気に入り





マロンにグレープフルーツのデザートは、イマイチだったなぁ





ショコラのベリーニは、普通においしい





エクレアは、ちょっとイメージと違った、というか、マニアックなお味というか…




何だかんだいって、定期的に来ているから。

毎回、新しいものを探しちゃう




私が気に入ったのって、ここでは、ロングセラーにはならないんだよなぁ

Galettes des rois FAUCHON ガレット・デ・ロワ フォション

2014年01月09日 | お菓子屋さん
あれ?

どうらく人のブログ、おかしくない???

1月といえば、“アレ”のハズ。。。




はい、

始まっていますよー

“ガレット・デ・ロワ食べ歩きツアー”

写真の整理が追いついていないだけで



あ、ガレット・デ・ロワっていうのは、フランスの食文化の1つで。

1年の、一番最初の日曜日に、“ガレット・デ・ロワ”っていう、パイ生地にアーモンドクリームをはさんだパイを食べる。

これも、キリスト教の風習の1つ。

(詳しい話は、昔の記事に載せてあります←ココをクリックしてみて下さい)



今年イチバン最初のガレットは、



フォションさん

スーさんが、

『フォション、もうガレット売ってるよ~

って、教えてくれたのは年末だったか

早っ

って思ったの、覚えている



そんなワケで、



フォションさんでは、クラシックなアーモンドをチョイス。

もう1つのお味は、チョコ&ノワゼットだった。

機会があったら試したい





存在感のある王冠に包まれたガレットは、




肉厚な中身

最初を飾るには、ふさわしい

お味もなかなか。



私がコレクションしているフェーブ(ガレットの中に入っていて、これが当たった人はその日1日、王様になれる)は、



こんな。

これって、全部集めると、1つの形になるとかなのかな

最近、こういうのあるなぁ。

同じ所でいくつも買うタイプじゃない私としては、こういうの、悲しいんだよなぁ



ま、



ウラに今年の年号が入っているから、

それで良しとしよう



さて、今年はいくつ食べる事が出来るのかな