のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雨空

2024年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝から一日雨が降っていましたが、外仕事ができないほどの降りではない。しかも涼しいのでカッパ着て草刈り仕事をしました。

 昼間なんだけど薄暗かったこともあって林の中からキョキョキョキョキョと、ヨタカの鳴き声が聞こえていました。 

 昨日の午後、下界に行ってきたカン太君のおとっつぁん。スーパーのお魚コーナーでサザエを見かけたのだとか。高くて手が届かなかったけど、サザエのつぼ焼きがおいしいことは知っているようです。私は海の物はあまり知らないので、つぼ焼きもよくわからないのですが、貝殻の上に醤油ぶっかけて火あぶりにするんですよね。バーベキューシーズンになるとよく見かけます。

 そして、おとっつぁん。今日は大発見があったようです。サザエの殻の上に味噌乗っけて火あぶりにするのがミソサザエだと思ってたようです。味噌を殻の中にしみこませるのに醤油をかけるのだろうか?なんて話をしていたので、「ミソサザエって鳥の名前じゃねぇの?」え?っと、しばらく硬直していました。「食い方じゃないんですか?」ちっちゃな鳥で、食う部分なんかほとんどねぇぞ。半世紀生きてきて初めて知る大発見だったようです。

 イカソーメンをイカを練りこんだソーメンだと思ってねぇかい?と聞いたら、「それはわかります。イカの刺身を細く切ったものですよね。」このあたりは理解しているようです。

 昨日は昨年初めに脳梗塞で倒れたお兄さんに会ってきたそうで、足を引きずるように歩いていたようです。何より驚いたのが「性格が変わっちまった!」ことだとか。妙に人間が丸くなっちゃったそうで、無理が効かないことがわかるとそうなるもんです。 

 不自由になったのが左足なので、オートマの車には難なく乗れるみたいですが、東京在住なのでクルマがなくても不便ではない。四駆じゃないけれどエアコンが付いたプリウスに乗っているそうで、「免許返納してクルマちょうだい!」とお願いしているみたいです。

 私も脳に血栓が詰まってからかれこれ9年。まだ右手の指先には違和感があってうまく動かせませんが、生活にはそれほど苦労はしていない。左利きでよかった!

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