のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

侵略

2010年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム

 尖閣諸島の日本領海で不法操業していた中国漁船が、日本の海上保安庁の巡視船に体当たりし、乗組員が逮捕される事件が起きました。
 どうでもいい口先だけの民主党の代表選挙報道ばかりで、この事件に関する詳しい報道が少ないのはマスメディアの意図的なのか?平和ボケなのか?

 日米関係の不調和に便乗して中国が浸出してきている昨今です。
 農村の目線から見ると、隣の畑を鍬ひとつ分掘ってみたら、文句を言われなかった。それなら来年も鍬ひとつ分掘ってみようか?こうして土地を広げて隣の畑を侵略するよくある手口で、おとなしいものはずるいものの餌食になる。ありがちなパターンです。
 
 この先、中国政府から逮捕された船員の釈放、返還要求で困惑する日本政府ということになるのでしょうが、自称人民解放軍野指揮官と中朝共産党の傀儡が代表を争っているような日本ですから、独立国らしい対応など望めないでしょう。
 自国民が拘束されれば腰を上げるのは国として道理にかなったことで、盗人猛々しいとはいえ中国側の言い分も一理ある。
 保釈するなら保釈するで、せめてロシアの人道並みに、ゴムボートに船員乗せて水を与えて「あんたたちも海の男なんだから、後は自分たちで帰ってね。」と公海上に放り出すくらいのユーモアが欲しいものです。

 この5月、中国の温家宝首相が来日したとき、「中国はいまだかつて一度も他国を侵略したことが無い。」とほざいていましたが、チベットや東トルキスタンやモンゴルは何なんだろう?
 要は「侵略」と言う概念が無いのであって、人のものは自分の物の感覚なんでしょうね。同じ目線では議論になりません。

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