朝、目が覚めたら、外は雪が20cmほど積もってました。うっすら積もるかなぁとは予想していましたが、意外と降ったので軽く雪かきをしてお出かけしました。
天気予報では晴れると出ていたスキー場。時折吹雪が収まると、遠く南の空に青い空が見えましたが、基本的に吹雪で、風速が20mに及ぶ瞬間もありました。下界は空っ風が吹いていたんでしょうな。
埼玉の空っ風地帯に住んでいる青学の学生は毎年冬になると乾燥肌になるそうですが、スキー場ではそんなことが無い。湿度があるんですね。と申してましたが、基本的に水の上で生活しているようなものです。
北風が運んできた日本海側の湿り気を山脈にぶつかって渦を巻いた風がこちらに雪として落っことし、乾いた風だけが下に吹き付ける空っ風。
今日は氷点下5度と決して寒くはなかったのですが、湿度があったので雪がいくらか重く、肌に触れると溶けて濡れる。おまけに風が吹くとまた凍る。身体が芯から冷える気分でした。帰宅後温泉に直行しましたが、異様に熱く感じる。風呂の温度計を見ると43度でしたが、かけ湯をした時点で身の危険を感じるような暑さに感じました。腰湯につかってじんわりと身体を温めると、たいした熱さではなかったのですが、汗がたっぷり出るまで温まって帰ってきました。
スキー場では青学の学生と歴史の話などをしましたが、「高校の教科書に出ていた東西冷戦崩壊のことなんですけど。」って、そんなことが歴史の教科書に出ているの?私が高校生の頃ならリアルタイムどころか未来の話だった。小室直樹がカッパブックスから出した「ソビエト帝国の崩壊」を読んで、そんなことが起きるもんだべか?と、半分以上あり得ないだろうなと思いながら読みました。
そろそろやばいんじゃないの?と思いながらも金ちゃんの国はまだ存続しているし、ニーハオも無駄に元気。これも困ったもんだけど。
サイゴンが陥落して「ベトナム戦争が終わったんじゃねぇの?」なんて話していたのが昭和50年4月末。これも彼ら世代にとっては「歴史」なんですね。ベトナム戦争が終わった頃にはフォークグループが次々と解散して、フォークブームが終焉、ニューミュージックと呼ばれる電気楽器を使った音楽がはやり始めた時代。つい最近だったような気もします。フォークシンガーって戦争でも起きなきゃもうからねぇんだな。なんて学校で話していたことを思い出しました。
今のコロナ騒動だって、あと何年かすれば歴史の教科書に載るかも知れないので、じっくり世の中観察しておくべきだね。
過去にこだわらない性格なので、歴史が苦手。それで理系に行ったという説もありますが、ツボにはまるとそこをつつく性質なので、ベルばらブームだった高校生の頃はラセーヌの星とベルサイユのばら読みふけってフランス革命の時代については詳しくなりました。が、試験に出たのは1789年7月14日に起きた事件。だけ。バスティーユ監獄襲撃事件ですが、安奈淳や汀夏子が演じたオスカル様のことも、ラセーヌの星の花屋の娘シモーヌのことも全然出てこなかった。
平成になって雪組は一路真輝、星組は涼風真世がオスカルを演じたが、私はリアルタイムで見ている。今の歴史の教科書に載っているのだろうか?歴代オスカル様。91年に涼風真世が月組でオスカル様を演じ、アンドレイが天海祐希になった事件。これも衝撃的でした。
ベルばらで語るフランス革命。ニダの歴史認識よりマシだと思うけど。
鬼滅の刃で学ぶ大正の歴史。これもトレンドだね。
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