のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

落下物

2006年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 私の地元で床屋さんを経営している先輩は、昨日の月曜日が定休日だったので三国峠にワカサギ釣りに行ってきました。

 新三国大橋の下がいつも釣りをするポイントだそうで、そこで釣り糸をたれていると。周囲を覆う樹木の枝をなぎ倒すように何かが落ちて来て、かわらの岩にぶち中りはじけ散ったそうです。
 一瞬、”クマか?”と思ったそうですが、何事か!と目を凝らせば、テレビのブラウン管のようなものが足元に転がってきて、「誰かが橋の上から投げ捨てたんだ!」と上を見ても、橋は100mも頭上ですし、昨日は霧が巻いていたのでその橋の影さえ見えません。

061128a 一発怒鳴り飛ばしてやろうと上を向くと、霧の中から何物かがまた降って来て、木の枝にぶつかり枝を折って先輩から10mほどのところに落下。洗濯機だったそうです。何が降ってきたのかわからないままとっさに飛びのいて川の中に落ちてずぶ濡れになってしまったそうですが、こんな大きなものが万が一当ったらひとたまりもありません。
 私もこの橋の下の川に行ったことがありますが、川原の砂の中に半分埋まった冷蔵庫や大きな家具などを見たことがあります。

 この季節になると新潟方面から米をつんで東京方面に行ったトラックが、帰りに廃棄物を積んで来て峠の山の中に不法投棄することがあるので、パトカーが頻繁に見回りしています。それにしても白昼堂々こういうことをやらかすのですから、怒りを覚えます。

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