のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

読書の季節?

2024年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝から夕方のような薄暗さ。雨だ!今日は仕事を休めるぞ!二度寝しました。実に心地よく快適に寝てお昼のチャイムで目が覚めました。寝すぎて疲労感が漂う。なので、もう一度寝ました。

 午後1時過ぎに目が覚めて、家の周りの草刈りでもしておこうかな?と外を見ると、まだ小雨が降っている。

 今月いっぱいで終了してしまうアマゾンプライムビデオの「科捜研の女」シリーズ。あと6話見れば全部終了なので、意を決して勉強モードに切り替えて科捜研の女を見ました。ミステリーやサスペンスなんてからくりや犯人がわかっちゃえばそれまでなのだけど、このドラマの場合は沢口靖子しか見ていないからストーリーが全然頭に残らない。登場人物の名前さえ憶えていない。なので何回見ても新鮮にドラマに熱中できる。すごい戦略の元に作られたシリーズだ!

 今月は科捜研の女で忙しい一か月でしたが、その合間にアニメ「烏は主を選ばない」を見てました。先週で第一部が完結しましたが、5回ほど繰り返してみたのでおおむね内容などが把握できました。そこで、次回シリーズの予習をしておこうと、原作の小説を買ってきたので読み始めています。

 長袖が心地よい涼しさになり、読書の秋到来か?また暑さがぶり返すみたいですが、日も短くなってきたし読書シーズン。

 毎年今頃になると読み返す「野菊の墓」を用意しました。昨年は読み返していないので記録も40年で途絶えちゃったなぁ。と、やや残念感もありますが、20代の頃に読んだ感想と還暦過ぎて読んだ感想がずいぶん違います。登場人物の周囲や背景に目が行くようになって、世のしがらみが妙にリアルになっている。悲恋の物語感覚で読んでいた20代の頃が未熟だったなぁと残念に思う反面。もはやラブストーリーにときめかなくなっている枯れた心がまたいいんだよ。心ときめかすのは科捜研の女で十分。

 寒くなったら樋口一葉の「たけくらべ」。毎年読み返しているから七五調の文章を暗記しちゃっているんだけど、この文庫本を手に取るのがまたいいんだ。早稲田の古本屋の段ボールに入っていた文庫本で、ページの最後に鉛筆で10円と書かれていて、ブルーブラックの万年筆で書かれた前の持ち主の女性の名前が入っている。まぁ、今はそれなりのババァになっているんだろうけど、どんな女学生だったんだろうかねぇ?「第一文学部」とあったから早稲田の学生だな。ロクなもんになっちゃいねぇだろうけど。

 昨年の秋はあまり読書できなかったので、今年は文芸作品をメインに読み込もう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする