のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

正気

2013年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 中国が勝手に沖縄周辺に「防空識別圏(ADIZ)」を発表して騒然となっていますが、第二次大戦突入直前の日本もこうだったのかな?と想像しています。

 昭和初頭の日本の場合は陸軍の暴走でしたが、国民世論の後押しみたいな微妙な空気が漂っていました。世界恐慌や日本国内での不況満州などに移民せねば食っていけなかった時代だったこともあり、日本の軍事力の過信というより、国民のやけっぱちと妬みが陸軍暴走を後押しした感もあります。

 今の中国も人民解放軍の暴走を共産党が抑えきれないばかりか、中国国内の世論の後押しのようなものがあるのではなかろうか?表向きは経済成長したにもかかわらず、人民は相変わらずまっとうな生活もままならない不満があり、しょりゃそうだわな。

 儲けた金は一部の支配層が安全のために国外に持ち出して、ついでに自分の家族も国外に移住させ、一般ピープルのことなど眼中にない。

 軍部も拡大路線を主張したものの引くに引けない状態になっており、もはや一戦交えなければ引っ込みつかない状態になっているみたいですね。

 多分本当の狙いは南シナ海だと思うけど、南シナ海に防空識別圏発動したら即ドカンとなりかねないので、「温厚な日本なら」とちょっかいかけているのでしょう。

 正気を失っているとしか思えませんが、各国に入り込んでいる工作員対策など国際的に対策をしておかなければなりませんね。「人権」が足かせになると思うけど、人権を脅かす人権に対して正面切って向かいわねばなりませんね。 

コメント
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