のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

狩猟

2013年11月12日 | 日記・エッセイ・コラム

131107 数年前に写した写真ですが、風でススキの穂先の種が一斉に宙に舞う瞬間です。

 今年は10月に入ってから雨や台風が続いたり、このところ雪が降ったりで、この光景になる前に 冬本番に突入してしまいそうです。

 まだ積雪にはなっていませんが人里にも雪が降っています。

 まだ体が寒さに慣れていないので、この季節の寒さは骨身にしみます。家でストーブに当たってもやはり寒い。多分湿度の問題だと思いますが。

 それなら湿度100パーセントで暖まろうではないかと、温泉で長湯をしました。

 共同浴場で長湯しながら近所の人といろいろ話をしましたが、この季節になると話題になるのが獣害対策のこと。ことぢ葉山に木の実が豊富なので熊や猪もあまり人里に出てこなかったのですが、こういう年に繁殖して翌年が大変なことになります。毎朝通学路を見回りするのも私の仕事。

 もうすぐ鉄砲のシーズンになりますが、猟師は高齢化し引退する人が多く、獲った動物も処分に困る。何かいい知恵はなかろうか?

 役場に狩猟課でも作って、自衛隊上がりの狙撃種雇ったらどうだ。なんて話になりましたが、元自衛官が言うには散弾銃などあつかったことがないし、今の自衛隊は自動小銃が主流。それより、野生動物の行動がわからない。なにより、狩猟免許の税金が高すぎてとてもやる気にならない。

 それならお前さんがやったらどうだ?と私に降られましたが、何しろ私は目が悪い。さらに鉄砲は人を撃つ道具だと思っているので、動物の前に撃ちたい奴がごまんといる。

 不思議なもので狩猟解禁になって山に猟師が入るようになると、動物が人里に出てくる。「連中鉄砲撃てない場所を知っているんだ。」

 当分動物たちとの知恵比べが続くことでしょう。

コメント
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