のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

不景気

2012年08月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 いよいよ中国もバブルがはじけて不景気の筒入荷名と期待したいますが、中国語でも「不景気」は「不景気」で通用します。

 意外なことに、「不景気」という言葉は日本語を起源に持っているようです。

 明治時代、欧州からさまざまな文化が日本に入ってきますが、言葉を翻訳していくうちに日本独自の幹事の言葉が生まれます。「人民」「経済」「歴史」など欧米の書物を日本語に訳していく中で作られた言葉です。

 なるほど、日本語を起源に持つ中国語には、中国にはなじみの薄い言葉があります。

 サービスや奉仕を意味する「服務」も日本語です。サービスなどごく最近まで中国(特に共産中国)にはなかった概念でしょう。今だって意味わかってるのか?と疑いたくもなります。サービスセンターは「服務中心」言われてみればなんとなくわかるでしょう。

 英語でも「Koban(交番)」で通じるといわれていますが、通常は「police box」と呼ばれています。中国では「派出所」で通用します。派出所があるなら「取締」も日本語起源です。こんなこと言っちゃなんですが、中国の公安(警察)と○暴は紙一重といわれています。

 役所用語では「申請(シェンチン)」も日本語起源だそうです。昔の中国のお役所は庶民からの申請など受け付けなかったのでしょうから、こんな概念なかったのでしょうね。

 「歴史」が日本語起源というのも意外なことですが、「記録」も日本語を起源に持つ言葉です。

 学問関係では「予習・復習」も日本語を起源にしているようですし、「見習」も日本語から用いられているようです。

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