魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

今年の畑仕事納め

2011-12-07 10:39:02 | キャベツ、白菜、ブロッコリー
雨になりました
里は雨でも、山は雪になります
昨日は、久しぶりに晴れました。
白菜は固く巻いたのは、もう収穫していますが、まだ、巻きが足りないのは残していました。
天気予報は金曜日から雪マークです
畑に残して置いた白菜もいよいよ収穫しないと、雪の下になりそうです。

家の横の畑の白菜を取り入れました


別の畑に三個だけ植えていた白菜もトラックで取りに行ってきました。
春まで、この畑ともお別れです

この畑から、見た権現山です。
何度か白くなっては、消えています。

上権現は我が集落の持ち山です。千メートルに少し足りない山です。


今年の白菜、キャベツの苗作りは完全に失敗でした
八月の初旬にポット蒔きして、そのまま乾燥しないよう日陰に置いていました。
発芽して安心していたら、青虫がいつのまにか葉を食べて穴だらけ
残った苗を畑に定植しましたが、今度は、コガネ虫の幼虫に茎を切られました。
これでは、収穫出来なくなると思い、苗を買って来て、植えました。
しかし、その後も青虫に葉は食べられて、青虫取りに精を出しました。
苗自体、生育が遅く、変だなーと根の周りを掘り返してみると、何と!苗の周りに何匹もいます
これでは、根を食べられて大きくなれないはずです。

変だな?と思うと、掘り返して、退治して、別の場所に植え替えるなんてことをしていました。
こんなことを繰り返していれば、大きくなれません。
特に、キャベツは、小さな玉しか付きませんでした。
それでも、白菜は、何とか玉も巻き、二十個ぐらいは収穫出来ました。

姑や旦那様は「石灰窒素を使えば、鼠や虫が死ぬから」と言います。
でも、私は、使いたくありません。
そんな物が死ぬぐらいなら、土の中の有効な微生物たちも死滅してしまうと思うからです。
土作りにこだわっている私ですから、殺菌剤や消毒剤は使いたくないのです
土を掘り返して、虫退治でやっていきたいと思っています
それに以前よりは、地道な虫退治?のお蔭かこの畑以外は減っているようです

家の横の畑も来年は、しっかり耕して、虫退治をしてから、苗を植えたいと思っています。
苗を植える前にあまりしっかり耕さないで植えたのが良くなかったかなと思っています。
そんなことで、今年の畑仕事は昨日で終わりにしました。
春は大雪で5月まで農作業が始められませんでした。
それでも、キャベツ以外は、それなりに収穫出来ました。

原発の影響も心配しましたが、新潟県と福島との堺にある山々で汚染から守られました。
大雪のお蔭で、直接に土の上に汚染物質が落ちずに土の汚染もある程度防げました。
何が幸いするかわからないものだなーと思います。
大雪を降らせる山々が魚沼や新潟の自然を放射能の汚染から守ってくれたのですから。

今年も結構、雪が降るのでは?と思っています。
でも、この風土が美味しいお米や野菜を育ててくれるのだと思っています。




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