4月にハウスの中で、春蒔白菜の種を蒔きました。昨年の秋、蒔く時期が遅くて、冬の白菜は、小さな白菜しか取れませんでした。それで、寒い時期でなくても白菜が収穫できるのか試しに蒔いてみました。
沢山芽吹いて植える場所がなかったので、家の周りのいろいろな場所に植えました。その苗も大きくなり、混みあってきました。それで、家の前の畑が空いたので、其処へまた植え替えました。白菜は、何度も植え替えられるものか?です。掘り起こして、数時間置いてから植え替えたのは、ぐったりして萎びてしまいました。掘り起こしてすぐに植えたのは、元気です。
キャベツも「やひこカンラン」の種を蒔き、これもかなり密植していました。再生キャベツの苗と一緒に植え替えました。
背が高いのがセロリです。かなり混みあっています。
春になり、しばらくは、青虫が沢山いましたが、今は、いなくなりました。昨年と同じようにセロリの効果が現れています。セロリが小さな時は、効果がないのですが、この時期になると、セロリも背が伸びて、花を咲かせるようになってきます。そうすると、匂いも強くなるのか?モンシロチョウが来なくなり、卵を産み付けなくなります。それで、青虫がいなくなります。昨年、種を落とし過ぎて、セロリが雑草のように生えました。この沢山のセロりを移植しました。
藁が無くなったので、今は、草を刈って草マルチをしています。草は腐食しにくいカヤやヨシなどを敷いています。カヤを厚くしくとアリが来なくなり、アブラムシ対策になるそうです。アブラムシがいた桃の木の下にも、敷いています。
柿酢が効いたのか?梨の木、桃の木にもアブラムシはいなくなりました。
白菜、キャベツの両側に植えました。白菜には、青虫より、ナメクジ、カタツムリがついて、葉を食べて穴を開けています。これも見つけたら、素手ではとれないので、手袋の上から、取って、退治します。子供の頃、でんでんむし虫と歌った頃は、カタツムリが畑の害虫とは、思っても見ませんでした。カタツムリも野菜の葉を食べるのは、農業を始めるまで、知りませんでした。害虫として、退治するしか、しかたありません。無農薬とは、こんなことも、自らしなくてはならないのです。虫たちの命を奪って、収穫するのですから、野菜もさらに愛おしい気持ちになり、食べるようになりました。