みのひとつだに なきぞ かなしき

山吹のお話ではありません。サクランボと柚子のお話です。
蓑でなく、実の、の悲しいお話です。



庭に植えているサクランボ　、　昨年は、みな鳥に食べられてしまいました。
それで、今年は、早めに鳥対策をしました。
初めは、キュウリのネットを掛けました。
全体にかけたかったのですが、私の背だと少し、枝先に手が届きません。
それで、旦那さまにお願いして、「枝先まで、ネットを掛けて」とお願いしました。
すると、旦那さまは、私が苦労して掛けたネットをはずし、糸を張り直しました。
結構、間が空いた糸のかけ方だったので、一抹の不安が過ぎりました。

これで、大丈夫？？　

でも、せっかく、張っていただいたのに、と思い、黙っていました。　　

植木鉢のサクランボを食べ終わり、今度は、庭のサクランボの番だ！
と思って見に行きました。

なんと！一個も見当たりません。　　　

糸はしっかり張ってあります。

今年も、鳥にしてやられました。

来年こそ、ネットを張ります。　


今、柚子の花が咲いています。
ここ、毎年、花は咲くのですが、実がなりません。
今年こそ、実が一つぐらい生って欲しいものです。

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