のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.813

2016-06-12 00:03:30 | 新しい子猫たち 

コイツは 結構なジイサンだったが









リトルチャグループ と このジイサンの本業の会社 このジイサンが作り上げていた会社との協力関係が出来るにつれて リトルキャットファイナンシャルの社長と親しくなった









リトルキャットファイナンシャルの社長 は 



チャタロウグループの会社とも話を通してくれた。まあ それでリトルキャットファイナンシャルも儲かったけど。









ある日 雑談していた









創業家のそこそこの奴










リトルチャさんはたいしたものですね 人間でもあんな存在感のある人はなかなかいません




大局感が凄いですね。 目先の利益も考えながらも大局感でものを見れる。 







でも後が大変ですよ









ウチの創業者はリトルチャさんほどではないけど偉かった。 儲けもさる事ながら、色々な気配りも出来た。亡くなってから その存在感が消えて、一気に会社が維持できなくなりました。私がナントカまとめようとして、出版社は立て直したが アホの存在を忘れてました。







座敷牢に入れる事もできないので みんなで説教している所です







リトルキャットファイナンシャルの社長







鋭い指摘です。ドンも気にして 社内、グループ内の体制を見直しているのです。ただ ドンが動くとなぜか新しい 優秀な人をグループ内に取り込みます。貴方のようにね。







それで グループとしてはますます 儲かりますが、私ではとても まとめられなくなるのです。お宝銀行の頭取もこぼしてました。







次々に優秀で大きな存在感のある人を入れたり、海外の組織も大きくするから かえって大変になる











創業家のそこそこの奴







自然とそうなるのでしょうね。存在感のある大物は人をひきつけます。それで又儲かりますが、後は益々大変になるのでしょうね。私で出来る事は お手伝いはさしてもらいます。










このジイサンは色々な事も知っていて 経験も豊富、リトルキャットファイナンシャルの社長も お宝銀行の頭取も 盛んに意見を聞くようになった。





お宝銀行の頭取もこう言った





ドンはこれも考えていたのかもしれないね、確かにあんな人は我々のグループにはいない人だ。





あの人に

君の心を買うのであれば この投資は安いものだ
とドンはいったらしい。



ドンは怖いほど 先を見通している











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