のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1627

2018-09-29 00:32:07 | 新しい子猫たち 
p>陽太親衛隊の奴らは リトルホワイトを先生と呼んで 云う事は聞いた。しかし軋轢はあった。リトルホワイトは 綺麗事の建前は言わない。


 


陽太親衛隊の奴らの地元だけの利害を中心に考える、選挙に当選するためにナニが必要かを考えて、彼らに忠告する。地域公益法人は そもそも陽太親衛隊の奴らのためだけに作ったのではなかった。ただ投機の神様の神之助 以外の運用では あまり儲からない、システムとして運用できる建前だったが 投資とか運用もそんなに楽ではない。それに公益法人だけに ナニに投資していいものではなかった


 


リトルホワイトは香奈ファイナンシャルに地域投資を促した。元々陽太のカミカミファイナンシャルは乗り気だったが、残念ながら組織としては未成熟、保有株式は冶部一族絡みの一部上場銘柄に特化していて、そこに少しの成長銘柄だけの 本当の投資法人だった。香奈ファイナンシャルは成長企業を中心として、内部スタッフは多い、税務とか管理そのものも引き受ける。銀行出身の税務ゴロ、管理スタッフを多く抱えていた。ジフ゛総研の意見も聞きながら、地域振興を図った。もっとも陽太親衛隊の奴らの地元だけ。商売なので多少地域は逸脱するが中心は陽太親衛隊の地元だった。


 


お友達だけ 利害関係者だけ の振興ではあった。そして福祉関係の拠点もここに置いた。


 


リトルホワイトの考えには陽太親衛隊の奴らは 感服したが、奴らは公正正直がモットー、選挙区以外の人にも相談に乗る。地元以外から福祉施設に来る人も拒まない。リトルホワイトはそれでは票にならないと云うが 福祉を大切といいながら 地元だけでは理屈にならないと奴らは云う、リトルホワイトはソイツラにはそこの選挙区に政治家はいるだろう、動かない奴らを選んだ奴らの責任なんだから ほっとけ と云う


 


綺麗事の建前 は 所詮 建前 とリトルホワイトは言うが、陽太親衛隊の奴らは 近くの人たちも世話をして、相談にも乗る。ここにリトルホワイトと陽太親衛隊の奴らとは若干 軋轢があったのだ。


 



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