のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1756

2021-01-24 00:23:34 | ご挨拶
ただ この時のチャの意向は成功したとも失敗したとも云えた


敷地内近くの動物愛護施設は 旧殺してもいい市と言われた自治体にあり、今は敷地内とジブシティーを含んだ裕福な自治体と合併していた。財政基盤は裕福でも ガキが少ない、それに危機感を持った市長が議会を説得して隣の若い世代が比較的多い この自治体と合併したのだ。


この動物愛護施設は 香奈の家の猫たちの直接支配にも似て、ネット環境がない事が信じられない 香奈の家の猫たちは ネット環境のあるパソコンを動物たちの部屋に準備させた。ただ ほとんどの動物たちは ナーニ コレと言って見ていた。ただ誰が教えたのでもないのに、使える猫たちが出てきた。


世間の話とか話題の話も知っていて、動物たちに話す。時には扇動したりする。動物愛護施設にとっては 目の上のたん瘤 にも似た存在だった。


チャからの依頼でまず動物愛護施設の方が考えたのは コイツらだった。コイツらも敷地内の猫たちには憧れていて、その募集に素直に応じた。


香奈の家の猫たちにとっても違和感が全くなかった。それに結構美猫。ナントナクいい感じになるカップルが出てきた


そしてこのカップルは直ぐに子供が出来た。ただいつの間にか香奈の家の普通の猫たちのようになり、ドンドンと出産が続くというものではなかった。来た当時に直ぐに出産してその後は、普通の香奈の家の猫たちと同じになる。来た猫たちの知能レベルもズーンと上がった。猫たちの研究とかビジネスの利益率が上がった。そんな事をチャは意識してはいなかった。



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