のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.2016

2021-10-30 00:33:10 | 新しい子猫たち 
この人は、引っ越し準備をして、息子を呼んだ。奥さんは影でそっと聞いていた。


この人

エンゼルホープ病院の産婦人科は不妊治療でも有名だとお前に言った筈だ、どうして行かない


息子

エンゼルホープ病院の産婦人科 は有名ですが 治部産科婦人科病院の年寄り連中が作った。そしてこの治部産科婦人科は、親切ですが中絶をしない病院、余程の事がないと中絶はしてくれないのだそうです。


これは僕の想像ですが あの人は治部産科婦人科で ナニかあった。そのため エンゼルホープ病院の産婦人科にも行きたがらない。女の人 には幾つか 暗い闇を抱えている事があって 僕には触れてはいけない。


この人

そうなのか 僕の知り合いに エンゼルホープ病院の大阪分院の院長代行をしている人の父親がいる。あのエンゼルホープ病院の健康管理センターには 別動隊みたいな別室があって、そこで健康相談をしてくれる。ここに相談にいくようにすればいいんだ。あの人の息子さんの紹介状を貰ってあげるよ


息子

そうですね この別動隊の話は聞いた事があります、あそこなら無理なくいけるでしょうね。言って見ます