のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.2012

2021-10-26 00:24:24 | 新しい子猫たち 
ただ問題点はあった。

香奈オフィスも瑠璃興業も地下鉄の運営なんぞまっきり知らない。ジブトラストが資本参加している私鉄に頼んでみた。退職した人でもいいから 地下鉄の事業にも通じている人を紹介してくれと頼んだ


チャタロウグループ は 社員の趣味に金だして それも伸ばす不思議な会社、聞いてみると鉄道マニアもいた。そんな人たちも集めた。


ただ そこ からここまで 歩いても知れている距離なので 香奈オフィスと瑠璃興業は頼んだぜ ですっかりとその後は忘れた


大きなプロジェクト と 市当局はごそごそと協議をした。地下鉄だけでなく外部の道路に通じる道路も同時に作って欲しい。香奈オフィスと瑠璃興業は いいよ いいよと簡単に言った。又土壌が手に入るとしか思わなかった。


悪い事に 香奈オフィスと瑠璃興業は両社とも現金と云うか内部保留は山のように持っている。 しかも もう一つの大きな銀行と一族の銀行は たまには借りて欲しいと矢の催促。金はナントでもなるのだ。しかも土壌から莫大なレアメタルが取れる。そんな都市計画がドーダ なんぞ気にかけていない。建設系には治部一族の会社はなくて、神帥の奥さんが建設コンサルみたいな会社をしていてその会社に任せる。地下鉱山建設とか地盤調整の会社はグループに実は持っていて、そこに丸投げ。しかも採掘はほとんどロボット。ロボット絡みはロボット工学研究所と地下鉱山と地盤調整関係の会社との調整に任せる。山師は細かい事は気にしない。ゼニはいくらでもある。ゼニは稼げばいいだけと彼らは思っている。


香奈オフィスと瑠璃興業もレアメタルの現在の状況とかゼニ儲けの事しか考えない。