傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

郵便不正事件:厚労省元係長に懲役1年6月求刑・・・巨悪は不問で終息?

2011-11-03 11:36:47 | 郵便不正事件

郵便不正事件の厚生労働省元係長・上村勉被告(42)(起訴休職中)の論告求刑公判で、検察側は懲役1年6カ月を求刑したと報道あり。
実行犯の上村勉被告が罪を問われるのは当然であるが、上村勉被告に作成指示・示唆した人間が不問で事件が終息するのは、営々と築かれた官僚組織を垣間見する思いです。

上村勉被告の求刑については、読売新聞が『郵便不正事件、厚労省元係長に懲役1年6月求刑』、朝日新聞が『厚労省元係長に懲役1年6カ月求刑 郵便不正事件』らが報道しています。

当方は、郵便不正事件は、ノンキャリア官僚の上村勉元係長が、金銭的見返りもなく、障害者団体証明書を偽造したことが不可解で、厚生労働省には政治案件が存在しなかっかのか?、誰が、上村勉元係長に作成指示・示唆した人間も罪に問われるべきという思いがあります。
本ブログ「郵便不正事件:FD改竄経緯は見えてきたが、誰が上村元係長に作成指示したのか?」、本ブログ「郵便不正事件:四国タイムスの追及を期待・・・村木元局長の無罪は序の口」らを書いてきました。

特に、四国タイムスの『木村・塩田の逮捕なく検察の再生なし』、『郵便不正の実態は贈収賄木村元副大臣と塩田元部長の逮捕は不可欠』、『“凛の会”は贈収賄事件で木村・塩田の逮捕で真相解明に!』らの郵便不正事件を「凛の会」の倉沢邦夫会長→木村義雄元副大臣→塩田幸雄元部長→上村勉元係長という政管の利権構図が真相として追及している内容には同感の思いでした。

マアー、木村義雄元副大臣、塩田幸雄元部長が追及されず、村木元部長、上村元係長も、政管の利権構図を批判しないのは不可思議であり、メディアも、村木元部長、上村元係長も口を閉ざす「見えない暗黙のパワー」が存在しているのでしょうね。



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