傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

TV朝日:スーパーモーニング「追跡!!動物界に異変」・・・深刻な問題提起!

2009-12-04 13:03:26 | 社会

本日 4日のテレビ朝日の番組「スーパーモーニング」で、特集「追跡!!動物界に異変」で、幼鳥の「くちばしの奇形」現象を取り上げていましたが、深刻な問題提起と思いましたね。
番組では、幼鳥の「くちばしの奇形」の要因をダイオキシン?、環境ホルモン?と起因の疑いがあるが不明としていたが、鳥の問題は、人間への影響の前兆であり、警鐘ではないかと憶測しています。

特集「追跡!!動物界に異変」では、山階鳥類研究所による日本の「鳥の奇形」の現象として、従来は、足に腫瘍が多く見られたが、2000年以降は、足に腫瘍が減少傾向になり、幼鳥にクチバシの奇形が顕在化してきたとし、足に腫瘍が減少傾向要因は、減農薬ではないかとし、幼鳥にクチバシの奇形は、原因不明で、環境ホルモンではないと推測を紹介していました。

番組では、幼鳥にクチバシの奇形に、日本以外に、アラスカにも同様な報告を紹介し、ガラパコス島でも出現しているとし、ガラパコス自然保護基金で活動している写真家の藤原幸一氏の「観光客が持ち込むゴミが野焼きされ、今年が持ち込むゴミを食べたり、野焼きによるダイオキシンではないか?」の見解を紹介していました。

当方は、本ブログ『環境汚染物質の生体への影響調査・・・・賛成です。』で、レーチェル・カーソン著「沈黙の春」で、化学物質に起因する、鳥や動物たちに起こった死滅の警告が、動物の世界から、人間の世界に及んでいると書き、環境汚染物質が人間の生体への影響しているのではないかと書きました。

また、文科省の『「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果で、児童生徒の問題行動は、コミュニケーション能力不足ではなく、それ以前の生体自体が起因しているのはないかとし、本ブログ『「キレる」、「ブチキレる」はコミュニケーション能力より「生体」自体の問題では?(雑感)』を書きました。

TV朝日の番組では、幼鳥のクチバシの奇形は、親鳥から受け継がれているとし、環境汚染物質が要因ではないかと憶測していましたが、当方は、間違いなく、環境汚染物質が起因と思っています。
レーチェル・カーソン著「沈黙の春」では、農薬「DDT]の普及が小動物に奇形・死滅を警告したそうですが、小動物には大きな影響しますが、体の大きい人間への影響はわずかであるが、蓄積されれば、親から子供に受け継がれ、生体に深刻な問題を顕在化するのは、自然と思いますね。

日本全体は、光化学スモックが減少傾向であったが、最近、自然豊かな西日本の島々で、光化学スモックが発生頻度が増加傾向にあるとニュース報道があり、要因は、中国が発生源ではないかといわれており、日本は中国の風下に位置し、中国の工業発展による環境汚染物質が黄砂らと運ばれ、日本はそれを浴びているのですね。

中国の経済発展の大気ゴミを日本が浴びているのでしょうね。
環境問題は、温暖化も深刻ですが、大気汚染も深刻であり、地球全体で取り組むことが不可欠ですね。


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