傍観者の独り言

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自民党: 政治資金追及チーム発足・・・「政権構想会議」どうした?

2009-12-05 08:54:13 | 政治

自民党が鳩山総理大臣の政治資金をめぐる問題を追及する「鳩山総理巨額脱税追及チーム」を発足したそうですが、公明党は、「新ビジョン」をまとめており、「政権構想会議」はどうなっているのか?
また、谷垣総裁が来月の「ダボス会議」に出席する予定だそうですが、大敗した「恥」を広言に行くのか?
これでは、自民党の再起は遠のくと思いますね。

NHKニュースの「自民 政治資金追及チーム発足」を転載すると、

”「自民党は、鳩山総理大臣の政治資金をめぐる問題は、相続税法や所得税法に違反する「脱税」の可能性があるとして、実態を調べるための追及チームを発足させました。

自民党が発足させた「鳩山総理巨額脱税追及チーム」は、自民党の国会対策委員会や情報調査局の議員がメンバーで、4日は、小泉進次郎衆議院議員らが、国会内に看板を掲げました。
自民党は、鳩山総理大臣の元公設秘書が、鳩山氏の母親から提供を受けた9億円の一部をうその献金に充てていた疑いが出ているとして、相続税法や所得税法に違反する「脱税」の可能性があるとしており、チームは、鳩山総理大臣の資金管理団体の収支報告書を独自に調べるなど実態の究明に当たり、来年の通常国会で追及することにしています。
川崎国会対策委員長は、記者会見で「鳩山総理大臣に提供された資金の『入り』の部分は解明されてきたが、今後は、何に使われたのかという『』の部分の解明が重点になってくる。党として独自に解明したい」と述べました。
」”
と報道しています。

自民党は、鳩山総理巨額脱税追及しか能がないのか?
谷垣総裁の直属機関「政権構想会議」はどうなったかと言いたくなりますね。

鳩山総理の偽造献金・巨額資金供与については、本ブログ「鳩山兄弟資金提供:「母の愛」には、「兄弟愛」の連携で守る(雑感)」で郷原信郎氏のコメント

”「寄付が母親から出ていた場合、贈与税の問題が生じるという見方もありますが、これも違います。
政治団体を隠れみのにして、財産を分け与え、個人的に使わせようとしたのであれば、税務上の問題が出てきますが、お金が鳩山氏の政治団体に入り、政治資金になっているのであれば、寄付の事実が公表されていなかったという記載の問題にとどまる。
贈与や相続の問題にはなりません。
」”

を紹介したが、母親から鳩山首相の政治団体に入り、政治資金として、政治活動に使用されていれば、贈与や相続の問題にならず、政治資金規正法の記載の問題にしかならないという見方がありますね。
マアー 自民党の世襲議員も父親から政治団体経由の寄付と同質ですね。

田原総一朗氏がコラム「これだけ報道されても鳩山献金問題には関心なし」で、鳩山首相が幹事長時代から、政党助成金は小沢代表が握っており、2002年に代表選に立候補し、その頃から、母親が資金提供してきたとし、、鳩山首相は民主党設立の資金も、鳩山首相(母親)が用立てしており、民主党は鳩山兄弟が作った「私党」(オーナー)ともいえ、自分のお金を出すのが当然だと思っていたかもしれないし、世間は鳩山首相には寄付は無用と思われていると書いています。
歴史を遡れば、自民党の設立時に資金を用立てしたのは、ブリジストンであり、自民党も民主党も、ブリジストンの資金提供で現出されておりますね。

自民党は、仮に鳩山首相を追い詰めて、政権奪還できると思っているのであれば、軽薄ですね。
小沢幹事長なり、民主党議員は、鳩山首相が辞任しようがしまいが、政権与党として、4年間を死守するでしょうね。
その間に、民主党基盤を強固になりますね。
年明けには、核・沖縄の機密の報告書が提出され、自民党政治の恥部が公になるのに、「政権構想会議」は何をしているでしょうね。

曲りなりにも、公明党は、衆議院選挙の敗北を受けて党の立て直しを進めており、その指針となる新しいビジョンをまとめた報道されています。
それによりますと、『福祉の党』『教育の党』『平和の党』という公明党の旗を、さらに高く鮮明に掲げる」としたうえで、地域で支える協働型福祉社会、教育のために行動する社会、それに、核兵器廃絶、平和、環境で世界に貢献する国を実現すると強調していますね。

また、谷垣総裁は、来年1月にスイスで開かれる世界経済フォーラムの年次総会、「ダボス会議」に出席する方向で日程を調整しており、雇用対策などに重点を置いた自民党の経済対策を表明したいと報道されています。
報道によれば、「ダボス会議」に出席し、雇用対策や民間の需要創出に重点をおいた経済対策を表明する方向で日程の調整を進めています。また、谷垣総裁は、ダボス滞在中、各国の首脳らと会談し、世界経済の現状や経済危機の対処方法などをめぐって意見を交わしたいとしておりますね。

鳩山首相も、「ダボス会議」に出席を計画しており、谷垣総裁はどういう面でゆかれるのでしょうね。
奇跡と呼ばれた「戦後60年の同一政権与党」が、時代の変化に追随できずに下野し、反省もなく、再生ビジョンもなく、大敗した自民党の恥をかきに行くのでしょうか?
日本で始めて政権交代を実現した鳩山首相の引き立て役しかないですね。

自民党の再生が遠のく印象を持ちますね。


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