ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

農園にて

2016-10-16 20:44:59 | ガーデニング
秋たけなわの、ある日、郊外の農園に。 近くには、吉備の古墳や五重塔が点在するという、吉備の国の面影が彷彿とする一帯である。

ノエルハーブガーデンに植える花があればなあ、という気持ちからだけれど、実はこのガーデン、今や、ノエルのためのドッグランと化してしまっているのだ。
だから、二年ほど前まで見事な群生を誇っていた、コスモスも淋しいくらいかな?  ブログで紹介できるようなものではなくなってしまった……悲しい。

しかし、これからカイの木も真っ赤に紅葉し、秋の庭の風情が庭全体に漂うようになるはず――その時が楽しみ。

        
農園の入り口を入ると、ハロウィーンのセッテイングが!  自分でも、カボチャをくり抜いて、目と口を作って楽しめるようになればいいんだけど、そこまでなかなか、であります。
しばらく来ないうちに、模様替え(?)でもしていたのか、草花や植物のコーナーがちょっと品数が少なくなっている代わり、『動物』の置物がいっぱい、売られていたよ。

   
ノエルそっくりのゴールデンの置物は、オレンジのスカーフまで巻いて、小粋に。

ガーデンエクステリアの一種として、動物の置物が色々あるけれど、ここはさながら植物園の中の動物園か? と言いたいほど園内に動物たちの姿が。

  

               
こんな具合。 何だか楽しいのであります。

 でも、私の一番のお気に入りは、この
黒ラブの置物――大きすぎず小さすぎず、という絶妙なサイズに、生き生きとした表情豊かな目! 置物でも、よくできているものは、不思議な存在感を醸し出すもの。
ガーデンに置きたいくらい(ノエルの友達としても良いかも)くらいだったけれど、お値段も高め(良いもんは、たいてい、それなりに、値が張るものだな)。で、あきらめることに。


  帰る途中、寄ったカフェは「珈琲と人」というセンスがないのか、ユニークなのかわからないネーミングのお店。
民宿だった建物を改造して作ったというカフェは、下駄箱の置いてある入り口からごちゃごちゃとした雑貨の置いてある、とりとめのない変な店。中も、和室やら段差のある小部屋と廊下のつながった、変てこりんさ。
しかし、出された珈琲は、ややきつめの味わいであるもののおいしいし、ブルーベリーチーズケーキはどっしりと濃厚。サービスで添えられた小皿のお菓子も、とてもおいしい(写真では、よく見えないもののロシアのマトリョーシカ人形の形をした、小さなクッキーまであるのだ)。

お店って、結局「味」が人気を決めるのですね。
              

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