ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

秋の朝の庭

2013-09-22 09:12:52 | ガーデニング

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9月の終わりの、ノエルハーブガーデン。 ベンチの回りには、コスモスがふうわりふうわりと、風に揺れている。 薄いピンク、濃い赤紫、白のコスモスが入り混じって、なんともいえない風情。 これが、広い草原で、見渡すかぎり海のように広がるコスモスの中にベンチがぽつんとあり、そこに座っていたら、どんなだろうと思う。

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秋の透明な光に、うつしだされるコスモスは本当に美しい。 見ているだけで、心を落ちつけられる花である。(前のノエルが、コスモス畑に座っているさまは、一幅の絵のようで、「コスモスの精」みたいだったけれど)

豪奢でもなく、これみよがしに咲き誇る権高さもない。 コスモスは、ただひたすらに優しい花である(その割に、貪欲に咲き広がると言われるかもしれないが)。 


ボーンフォルダー

2013-09-22 08:57:06 | カリグラフィー+写本装飾

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これ、何だかわかる? まるで、石器時代の人間が使っていた磨研土器のようでありましょう? でも、残念ながら、これでナイフの代わりになるわけではないの 

答えは、ボーンフォルダー。牛の骨を使ったもので、色や質感もちょっと象牙っぽいね。 紙の折り目などを綺麗にするために使うもの・・・な~んて、わかったように言ってるけど、私もこのようなものがあるとは、最近まで知らなかったです。 神戸のカリグラファー、Yさんが英国土産に下さったのですが、日本ではなかなか手に入りにくいもの・・・Yさん、本当にありがとう

これで、カリグラフィーのカードなんて作るときも、綺麗に線がつくはず--それにしても、カリグラフィーって、習えば習うほど、奥が深いでごわす