古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

宮崎県西都市・西都原古墳群46号墳

2010-03-06 08:45:35 | Weblog
宮崎県西都市三宅原口二5670の台地上にあります。

全長83.6m、 後円部径51m・高さ8m、 前方部幅36m・高さ5m の三段構築の前方後円墳です。
前方部を東に向けています。
第一古墳群のほぼ中央に位置し、かつ第一古墳群最大の古墳です。
墳丘の周りには馬蹄形をした周濠があります。
墳丘には葺き石が施されています。
造り出しはありません。

「西都原古墳群歴史ロマン再生空間形成事業」による確認調査が、平成15年度から18年度まで実施されました。
また平成21年1月16日から3月末にかけて、くびれ部と前方部中ほどでトレンチを設定、掘り下げ調査が行われています。
葺き石が検出され、墳丘の3段構築が改めて確認されました。
出土品はあまりなく、わずかに突帯のある壷形土器、穿孔を施した底部片などが見つかっただけです。

第一古墳群にある7基の前方後円墳の中で、後述予定の202号墳(6世紀後半の築造)を除いて、一番新しい4世紀後半ころの築造と推定されています。






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