虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ヴィクトリア朝を舞台のマンガ

2007年06月15日 | 
 今週はお医者さんの待ち時間が長くて、2回の通院で待合室の「エマ」(森薫)全巻読んでしまいました。ターンAガンダムもほとんど読みました。
 お金のある都会系ジェントリーと、教養のあるメイドさんが幾多の波乱を超えて結ばれるまでの古典的なロマンス。脇にもとがったキャラをたくさん揃えていて、興味深いものではありましたが、私はヴィクトリア朝舞台だったら、坂田靖子の「バジル卿」がいいなあ、と。苦味の加え方がすごくセンスが良いと思ってます。
 世界中の利子がなだれ込んでいたヴィクトリア時代のイギリスのお金持ちときたら、想像を絶するようなもんではないかと思います。女にとってすごく重苦しい枠のはまった社会ではあったけど、それでイザベラ・バードのような女性を出すような部分もあったわけで。そこを上手に取り込んでるのも好きです。やっぱり個人的な嗜好の問題になります。
 ちなみに、本が置いてあったのは眼科ではありません。

「Vガンダム」は、けっこうあとを引いてます。
 キレル女性たちも怖かったけど、ナサケない男も多かったドラマでした。
 最終回のオデロとクロノクルは、なんでしょうねえ、あれ(怒)
 けっこう生意気に恋愛やってたオデロは、死に際いきなり「父ちゃん、母ちゃん」
 クロノクルは「姉さん助けて」
 二人とも恋人の名前くらい呼べんのかっ!
 カテジナ役声優渡辺さんの声も耳から離れず、しかしカテジナさんのセリフはとても口にできず、「ジョーネツの、あっかいばら~」とつい歌ってます。
 この余勢を駆って、「Gガンダム」全部見ちゃおうかな。