虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

シャーク・テイル (2004/米)

2005年03月24日 | 映画感想さ行
SHARK TALE
監督: ビボ・バージェロン ヴィッキー・ジェンソン ロブ・レターマン
声の出演: ウィル・スミス ロバート・デ・ニーロ レネー・ゼルウィガー マーティン・スコセッシ

 調子のいい駄目なオスカーがひょんな間違いから鮫退治の英雄だと思われる。その顛末と、それに絡んで菜食主義の鮫レニーが鮫のドンである父親と和解して両者納まるところへ納まるまで。

 これは、普段映画テレビでしか見ないという友人と、「ファインディング・ニモ」みたいなのが見られるのを期待していた小学校5年生と見に行ってきました。だから吹き替え版。
 それで、始まってすぐ後悔しちゃった。オスカーの顔がウィル・スミスそっくり。おまけに子どもには絶対わからないだろうと思う映画のパロディなんか出てくるし。英語版の声の出演者から見て、これは楽屋落ち的ギャグを楽しむ映画だったのね!デ・ニーロとスコセッシの会話なんか見てもまったくその通りじゃないですか。でも館内は子ども連ればっかり。
 前半は退屈で寝るところだった。
 画面はきれいだけど、都会的な雑多な喧騒やちょっと猥雑な活気があって、子どもが喜ぶようなニモのようなきらめくようなものではないし。

 終わって小学生は呆然として「面白くなかった…」大人も同様。
 それでなぜか私は腹が立つより先に、たまの映画でこういう目にあった二人に申し訳ないような気分になって(なぜだろう?)ソフトクリームおごってしまった。散財でありました。

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