虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

北斗の拳・実写版(1995/米・日)

2005年03月04日 | 映画感想は行
 新聞読んでいたら、「北斗の拳」をすべてアニメ化するという記事が。それもきちんとお金かけて、納得できるものを作りたいとか。
 毎日だらだら見てるの(思わず泣いた「第七天国」、「検察官閣下」など)は週末にまとめて書くことにして、今回は去年見た実写版の「北斗の拳」について。

FIST OF THE NORTH STAR
監督:トニー・ランデル
出演:ゲイリー・ダニエルズ マルコム・マクダウェル 鷲尾いさ子

 私は熱心な原作ファンでなく、ドラゴンボールのついでに北斗の拳も時々読んでる程度だったので、別に怒りもがっかりもしないけど、ルックスがそれらしい役者さんをそろえたのに、「北斗の拳」が、なんでこうなるのかな?としか言えない様な映画。
 前半が説明編。ラスト、主人公が相手の宮殿(たぶん)に乗り込んでいってからは普通の特撮アクションムービー。でも残酷シーンが(それが納得できる世界になってないので)えぐすぎに見えるのに展開たるい。ひきつける映像がない。原作のムードを出そうとして入れた観念的(みたいな)シーンの効果が、見事にとんでもない方向にすっ飛んでっちゃった様に思う。
 しょっぱな、主人公の胸の北斗七星のあの痕が「ピップエレキバン貼ったみたい~」と家族一同笑ってしまった。筋肉はすごかったです。
 マルコム・マクドゥエルの登場の仕方にはただただ唖然。なんで????ゾンビはないだろ~~~!!!!

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