goo blog サービス終了のお知らせ 

虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

世界の遺跡は子どもの心を大きく揺さぶる

2016-11-19 20:30:04 | 工作 ワークショップ

 

小学1年生のAくん、Bくん、Cくんのレッスンで。

3人とも工作上手で自分でどんどん作っていく子たちですが、これまで作るものはたいてい決まっていました。

Aくんは、白頭ワシか刀か野生動物。Bくんは、映画館か車か線路や駅か恐竜。

Cくんは水族館か日本のお城か海賊船。

それが、今回は、「工作がしたい!」と言いながらも、何が作りたいのか決まらなくてぐずぐずしていました。

教室の最近のブームはぷかぷか浮かぶ乗り物や磁石や風の力を使った

科学工作です。見本を見せて誘うものの、どれも気が乗らないようでした。

 

そこで、『世界遺産ふしぎ探検大図鑑』を出してきて「こんなすてきな遺跡があるのよ」と何ページか見せていると、みんなの視線が、トルコのカッパドキアの岩窟群の絵にくぎ付けになりました。

まるで蟻の巣のなかのような地下都市。

 

「これ作りたい!」「作る!」とBくんとCくんが言いました。

Aくんは「天空のお城が作りたい」と言っていましたが、海の上のピラミッドと言われる

モン・サン・ミシェルが自分のイメージの天空のお城だったようで、そちらを作ることにしました。

 

Aくんがあっという間に作った白頭ワシ。モン・サン・ミシェルの上を飛ばすことに。

 

城壁をめぐらせ、お城をたくさん作ってすてきなモン・サン・ミシェルが完成したのですが、

完成作品の写真を撮りそびれました。残念。

 

Bくんのカッパドキアの岩窟群。

 

地下水をくみあげるところや学校など、細部も凝った作りです。

 

Cくんのカッパドキアの岩窟群。

箱の形と通路の形を作るうちに、この作り方で大好きな戦国時代のジオラマが作りたくなったCくん。目がきらきら輝いていました。

 

算数タイムの様子です。Aくん作の針がまわる時計で、「3時の10分後は?」「4時5分の20分後は?」といった問題を考えています。

 

算数工場のお仕事中。

500は10のボトルが何個分か手で確かめて考えています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。