たし算やひき算のスタート時に、
指を使って計算したり、丸暗記して覚えたりしていると、
2ケタの計算でつまずくことがあります。
そんなときは、次のような方法をためしてみてくださいね。
感情が優れている子が、2ケタの計算でつまずいている場合、
10円玉を5枚ほど、1円玉を20枚ほど
きれいに洗って、教材として利用すると教えやすいです。
感情タイプの子は、ワークに載っている23という数字を「すごく多くて難しそうな数」と捉えていても、
10円2枚と、1円3枚を見せると、「ああ、そういうことか。10円のチョコが2個買えて、1円が3枚残るな」
などと、パッと理解することがよくあるのです。
日常生活にまつわる感性が優れているので、「となりのケタから1借りてくる」という場合も、
「両替して、10にして、それを借りてきたら、引き算できなかった数が引けるようになった」という話なら
理解します。
感覚タイプの子は、100玉そろばんや、10ごとのまとまりがわかるタイルや、10のくぼみがある製氷皿などの
手で操作できる教具を使って、
計算の補助に使わせていると自然に覚えていくことと思います。
直観タイプの子は、ゲーム用の大きいチップと小さいチップや、2種類のサイズと色の異なるブロックを20ずつほど
用意して、
大きいものを10の塊、小さいものを1として、
パッとチップを見せて、直観的に判断させると、理解するようになると思います。
思考タイプの子は、先に紹介した方法の中で、本人が好むもので教え、
機械的に計算させるのではなく、
「28+11+1を素早く計算するのはどうすればいいと思う?」といった質問をして、
計算も、ただ覚えるものではなく、工夫できるし、面白いところがあると気付かせると、
まじめに集中して練習するようになります。
なおみ先生すごいです。いろいろ試してみたいと思います。
いままで違うタイプ向けの教え方をしていました。
だからいまだにわかってなかったのですね~
さっそく試してみます♪