虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

「空はどうして青いのか」「夕日はどうして赤いのか」の実験

2014-11-08 17:55:51 | 通常レッスン

小1のAちゃんとBちゃんのレッスンで

「空はどうして青いのか」「夕日はどうして赤いのか」理解するための実験を

しました。

(実験は『天気の自由研究(竹田康男著/永岡書店)』を参考にしています。

すぐにできる簡単な実験がたくさん載っている良書で、解説もわかりやすいです)

床用ワックス(白色)を入れてにごらせた水を、ペットボトルに入れて

懐中電灯の光を当てます。

まわりの水は青みがかった色になります。

床用ワックスは空気分子と同じような役目をして、太陽の光(青、緑、赤などの

いろいろな色が含まれています)の中にある青い色を散らしています。

 

床用ワックスを多めに入れて濃いめのにごった水を作ります。

懐中電灯を当てると、光が夕日のように赤っぽく見えます。

水の中の光線はだんだん赤っぽくなっていきます。

濃いめの濁った水を入れると赤みが強くなってわかりやすいです。

夕方、太陽の高さが低くなるので、

太陽に光は空気の中を昼間より長い距離を通って届きます。

その分、昼間より青っぽい光は少なくなって、赤っぽい光ばかりが地表に届きます。

 

カイロを入れて、ペットボトル内の空気の量の変化を見る実験をしました。

 

さまざまなシャボン玉実験。

 

立方体の枠の中で

どんなしゃぼんの膜ができるかの実験。

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算数学習の様子です。

 

「6月5日から7月20日まで

毎日1ページずつ算数のワークをしました。

全部で何ページ学習したでしょうか?」

 

「この問題で、こういうことがわかっていると問題が解けるになぁって

いうことある?」とたずねると、

Aちゃんが、「30日までか31日までかってことでしょう?」と答えました。

「そう、6月が30日までか31日までかわかるといいわよね」と言って

いっしょにカレンダー風の写真本(お誕生日ブック)を見ました。 

6月が30日と知ってBちゃんが、

「30+20=50だから答えは50ページでしょ?」と言いました。

 

そこで、Bちゃんが間違えた理由をいっしょに考えることにしました。

6月と7月それぞれ何ページずつ勉強したのか確かめることに。

すると、Aちゃんが、

「そうだ、30日から5日引かなくちゃ。25+20だから45」と

答えました。

今度は、どうしてAちゃんがミスしたのか、紙に日数を書いて確かめることに。

ようやくふたりとも、どこが間違えたのか、

どんな点に注意すればいいのかわかったようでした。

「30-4+20=46」と正しい答えが出せていました。

 

次のは、「93人の子どもがマラソンをしていあます。

今、こういちくんの前を36人が走っています。このあと3人を抜くと

後ろから何番目になりますか。」という問題(最レベ2年より)。

ふたりともしっかり考えることができていました。

 

 


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