2歳7ヶ月の☆ちゃん、3歳9ヶ月の●くん、○くんの
レッスンの様子です。
●くんのお母さんが作ってくれた巨大コースターで車をすべらせて遊び中。
すべってきた車がドミノにぶつかるようにしよう‥‥‥と
積み木を並べています。
物作りが大好きなこのグループのレッスンでは、
ブロックでさまざまなものを作った後も、まだいろいろなものを作る気満々で、
画用紙でレストランの注文を聞くための
機械も作りました。(うっかり写真を撮りそびれてしましました。残念)
☆ちゃんがお家から持ってきたお魚探しゲーム。
●くんに大ヒット。これまでは乗り物一辺倒だった●くんが
海の中の生き物の名前や生態を知るのに夢中になっていました。
頭を使うのが楽しくてたまらない時期の●くんと○くん。
理由を考えなくてはならない問題を出すと、いちいち
「そんなに喜ばなくても‥‥‥」とこちらが戸惑うほど大ヒットします。
「○くんは、ワニだよね。だって、目がふたつあるもの」とワニに話しかけられて、
「ちがうよ。○くんはワニじゃない。ほらっ、ここにしっぽがないでしょ!」
と熱弁する●くん。
「☆くんは、きりんだよね。だって、耳がふたつあるよ」と言えば、
「ちがうよ。ほらっ、頭につのがないじゃんか」と頭をつるんとひとなで。
どうぶつたちにエサをあげています。
えさの数の方が、どうぶつより多いと‥‥‥?
「おふろは何をするところでしょう?」という問題に
1頭のぞうが、「おふろは水を飲むところだよ」と答えたので、
子どもたちは大爆笑。
2歳の☆くんも声をうわずらせて、「ちがうよ。おふろは、はいるところで、水を飲むところじゃないよ。」
と言っていました。
動物たちを積み木のトイレに並ばせて、「何番目」という問題では、
☆くんが大活躍していました。
4頭いたきりんが、目をつむっている間に3頭になっていました。
「何頭いなくなったのかな?」とたずねると、
●くんは4の指のうち1だけ残して、手でおおってから、「3だよ」
と答えていました。
見えないものもイメージするのが得意な○くんは、
そうした問題に即答し、「もっともっと!」と催促していました。
カード遊び中。
「仲間はずれはどれでしょう?」という質問のあとで、
「どうして仲間はずれなの?」とたずねています。
こうした問題は、組み合わせ方によって答えが変わっていきます。
たとえば、ブルドック、スピッツ、三毛猫なら
「三毛猫」が仲間はずれですが、
もしそれに「ぼうし」が加わったら
「ぼうし」が仲間はずれになるのです。
全体を見て考え、理由をわかった上で答えなくてはならないのです。
3歳児さんたちは、日常の暮らしの中で、こうした知恵が自然に身についてくる時期で、
それを言葉にするのも楽しくてたまらないようです。
2歳の☆くんはそんな●くんと○くんのすることにも話すことにも興味しんしんです。
あとから反芻するように、「☆くんはきりんさんじゃないって、言ったねぇ~。☆くんは、つのがないから。」
と繰り返していました。
そうちゃんは、きりんさんだよね。とゾウさんに言われたことが刺激的だったみたいで、お家でも、その話をたくさんしました。
はじめは、違うよ、角がないよ。とか、そうちゃんは首が短いといっていたのですが、今は、きりんさんになりきって、つま先立ちをして、そうちゃんは大きいからきりんさんだよ。と言って爆笑していました。
保育園やサークルに連れて行かなくなったら、生き生き元気になったように思います☆本当にありがとうございます。