goo blog サービス終了のお知らせ 

虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

理由を考えるのが大好き 3歳児さん。理由に気づきだす 2歳児さん。

2012-12-05 13:08:04 | 幼児教育の基本

2歳7ヶ月の☆ちゃん、3歳9ヶ月の●くん、○くんの

レッスンの様子です。

●くんのお母さんが作ってくれた巨大コースターで車をすべらせて遊び中。

すべってきた車がドミノにぶつかるようにしよう‥‥‥と

積み木を並べています。

物作りが大好きなこのグループのレッスンでは、

ブロックでさまざまなものを作った後も、まだいろいろなものを作る気満々で、

画用紙でレストランの注文を聞くための

機械も作りました。(うっかり写真を撮りそびれてしましました。残念)

 

☆ちゃんがお家から持ってきたお魚探しゲーム。

●くんに大ヒット。これまでは乗り物一辺倒だった●くんが

海の中の生き物の名前や生態を知るのに夢中になっていました。

 

頭を使うのが楽しくてたまらない時期の●くんと○くん。

理由を考えなくてはならない問題を出すと、いちいち

「そんなに喜ばなくても‥‥‥」とこちらが戸惑うほど大ヒットします。

 

「○くんは、ワニだよね。だって、目がふたつあるもの」とワニに話しかけられて、

「ちがうよ。○くんはワニじゃない。ほらっ、ここにしっぽがないでしょ!」

と熱弁する●くん。

「☆くんは、きりんだよね。だって、耳がふたつあるよ」と言えば、

「ちがうよ。ほらっ、頭につのがないじゃんか」と頭をつるんとひとなで。

どうぶつたちにエサをあげています。

えさの数の方が、どうぶつより多いと‥‥‥?

 

「おふろは何をするところでしょう?」という問題に

1頭のぞうが、「おふろは水を飲むところだよ」と答えたので、

子どもたちは大爆笑。

2歳の☆くんも声をうわずらせて、「ちがうよ。おふろは、はいるところで、水を飲むところじゃないよ。」

と言っていました。

動物たちを積み木のトイレに並ばせて、「何番目」という問題では、

☆くんが大活躍していました。

 

4頭いたきりんが、目をつむっている間に3頭になっていました。

「何頭いなくなったのかな?」とたずねると、

●くんは4の指のうち1だけ残して、手でおおってから、「3だよ」

と答えていました。

見えないものもイメージするのが得意な○くんは、

そうした問題に即答し、「もっともっと!」と催促していました。

カード遊び中。

「仲間はずれはどれでしょう?」という質問のあとで、

「どうして仲間はずれなの?」とたずねています。

 

こうした問題は、組み合わせ方によって答えが変わっていきます。

 

たとえば、ブルドック、スピッツ、三毛猫なら

「三毛猫」が仲間はずれですが、

もしそれに「ぼうし」が加わったら

「ぼうし」が仲間はずれになるのです。

 

全体を見て考え、理由をわかった上で答えなくてはならないのです。

3歳児さんたちは、日常の暮らしの中で、こうした知恵が自然に身についてくる時期で、

それを言葉にするのも楽しくてたまらないようです。

 

2歳の☆くんはそんな●くんと○くんのすることにも話すことにも興味しんしんです。

あとから反芻するように、「☆くんはきりんさんじゃないって、言ったねぇ~。☆くんは、つのがないから。」

と繰り返していました。

 

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (そうちゃんママ)
2012-12-07 21:36:57
レッスンありがとうございました。
そうちゃんは、きりんさんだよね。とゾウさんに言われたことが刺激的だったみたいで、お家でも、その話をたくさんしました。
はじめは、違うよ、角がないよ。とか、そうちゃんは首が短いといっていたのですが、今は、きりんさんになりきって、つま先立ちをして、そうちゃんは大きいからきりんさんだよ。と言って爆笑していました。
保育園やサークルに連れて行かなくなったら、生き生き元気になったように思います☆本当にありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。