年中のAちゃんは、さまざまな活動にマイペースにじっくり関わる子です。
この日も他の子が作ったビー玉コースターで、長い時間遊んで、どこがどうなっているのか、隅々まで観察して
うまく転がる理由や転がらない理由について熱心におしゃべりしていました。
Aちゃんのお母さんの話では、最近、「どうして?」「なぜ?」と一日中たずねているそうで、
工作や実験を通して物を観察する目が高度になってきたためか、
「このおもちゃの(さしこんである人形部分)あんぱんまんは、
どうやって入れたの?こっちを先に入れて、それから次にここを作ったのかな?
どういう順番で入れたのかな?」とか、
「どうして線路に石があるの?どうして線路に石がいるの?」とか、
どうして電車の上にひも(架線)があるの?どこまで(架線は)あるの?」
疑問が、以前より具体的なものになっているそうです。
Aちゃん、教室でも「なぜ?なぜ?」を連発していました。
この日は年中の女の子ふたりのレッスンだったのですが、年小時代に比べ、
何かやり遂げると、「もう一回」「もう一回」と繰り返しやりたがる熱心さが目立ちました。
上の本は、「1はウラパン、2はオコサ」と言いながら数を数えていく数遊びです。
けっこう難しいのですが、ふたりとも一生懸命参加していました。
ちょっと難しいことにチャレンジするのが楽しい時期のようです。