虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

電脳サーキット

2020-01-07 20:50:37 | 通常レッスン

昨年のクリスマスに娘からもらった『電脳サーキット』

(クリスマスプレゼントや誕生プレゼントに娘や息子から

教室用の本やおもちゃをもらうことがよくあります)というおもちゃ。

子どもたちに大好評でした。最初に遊んだのは1年生のAちゃん。

かなり複雑な回路も根気よく組み立てていく姿に関心しました。

おもちゃは壊れにくいしっかりした作りでした。

回路を組み替えることで、消防車のサイレンの音を出したり、

プロペラを回したりして遊べます。

いくつかこうしたおもちゃで回路を作ると、子どもたちは工作でも

モーターやブザーを使って何か作りたくなるようなので、

電子工作への動機づけにもいいおもちゃだと感じました。

 

算数の時間には、最レベ問題集の長めの文章題を解きました。

「おかしを1はこに 4こずつ つめて いきました。

すると、4はこめを ぜんぶ つめるには、1つたり

ませんでした。 そのあとで このおかしを 5つ

たべました。のこりは なんこに なりましたか。」

という問題と、

「のりおくんの おねえさんは きょ年 12さいでした。

おにいさんは おねえさんより 4つ 年上です。

おにいさんは らい年 なんさいに なりますか。」

という問題です。

「らい年」という点で悩んでいましたが、Aちゃんしっかり解けました。

算数の文章題を読み解く力がついてきているのを感じました。

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別の日に来た年長のBちゃんとCちゃんも電脳サーキットで

楽しく遊びました。

↓ CちゃんとCちゃんのお兄ちゃん。

Cちゃんはどんどんレベルを上げて難しい回路にチャレンジしていました。

その後、BちゃんとCちゃんとCちゃんのお兄ちゃんは

教室の材料(ブザーやモーター)を使って

楽器作りをしていました。アルミ箔の部分に触れると音がなる仕組みです。

 

算数の時間には、時計の読み方を学びました。

「時計の読み方がわからない」と言っていたBちゃんは、しっかりマスターして、

7時50分、8 時55分といった間違いやすい読みもできるようになりました。

「時計の時間がわかるよ」と言っていたDちゃんとは、

「7時30分の1時間後は何時何十分でしょう?9時15分の1時間後は何時何十分でしょう?」

といった問題にチャレンジしました。Cちゃん、よくできるようになりました。

 

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自閉症の4年生のDくんも電脳サーキットに夢中でした。

順番にどんどん難しいレベルにチャレンジしていき、

100種類ほどある回路のパターンをほとんど作ってしまいました。

(塩水を使って鳴らすアラームや水伝導で鳴らすスイッチ等だけしませんでした)

このおもちゃが気に入って持って帰りたくなったDくんと

モーターを使った工作をしました。

算数の時間には苦手だった「展開図の描く問題」をいくつかしました。

上手に描けるようになりました。

 


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