幼児教育は「親のエゴ」なのでしょうか?
わが子の豊かな発達を願って
幼児教育を始められた親御さんも
ある時 ふと そう感じて…
また 他人から指摘されて…
そうした迷いの壁に
ぶちあたることがあります。
私自身は 幼児教育を
とてもすばらしいもの
大切なものと考えていますが
その方法が
子どもの心理や発達にそった
ナチュラルな場合…という条件つきです。
確かに
その あり方次第では
幼児教育は
単なる「親のエゴ」でしかなく
子どもの心も
成長する力も破壊してしまう
「危険な一面」があるとも
考えています。
火や包丁の扱いに無知な人が
お料理をすると
命に危険が及ぶことは
誰もが知っています。
けれども
子どもの心理や 発達の課題
幼児教育をする上での最低限のルールに
無知なままで
子どもの教育に熱中することが
どれほど多くの危険をはらんでいるのか
知らない人は
多いのです。
ですから それに警鐘を鳴らし
幼児教育の危険を訴える方々の存在は
ありがたいことです。
でも 危険だからと
お料理をしない人がいるでしょうか?
幼児教育も 危険だからとやめてしまうと
そこにもまた 危険な落とし穴があるのです。
昔なら大家族や
近所の遊び仲間のおかげで
知らずと受けていた多くの知的な刺激を
現代の子どもはほとんど
受けることができません。
折り紙 あやとり メンコ遊び なわとび
といった伝承遊びは
子どもの感覚を統合し
脳の成長を助けるものですが
幼児教育を考えてはじめて
そうした遊びを与える…
というくらい
現代の子どもを取り巻く環境や文化が
自然に子どもを成長させる力を
失っているのです。
それに 子どもにとって
強すぎる刺激が
与えるダメージ同様に
刺激のない環境も
多くのダメージを与える元と
なるのです。
ですから
幼児教育は「いい」とか「悪い」とか
簡単に○×つけれるものでは
ないはずです。
それよりも
大切な子どもたちが
「すくすく育つ環境作り」に向けて
子どもを持つ人も
子どもの持たない人も
みんなが協力しあって
知恵を絞っていかなければならないのだと 思います。
そして すくすく育つ…の環境から
知能の発達を切り捨ててしまったら やっぱり不自然ですよね。
幼児は親とおしゃべりしたり なぞなぞをしたり
カルタをしたりするのを喜びます。
それらは「親のエゴ」からでなく
「幼児の欲求」から始まる幼児教育です。
幼児教育肯定派も
幼児教育否定派も
それぞれ いろんな意見を出し合って
子どものより良い未来を
作っていけたらいいですね
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説得できるものを持っていれば よかったのですけど・・・
毎日、先生のブログを読ませていただいて、
改めて、幼児教育をする際に大切なことを 学んでいます。
自分のブログでも、そういったことをふまえて、
記事にしていきたいのですが、なかなかですね。
追伸
たぬきさん、昨日がお誕生日でした。
昨晩、たぬきさんが更新された記事に、
なおみ先生の勘違いも、書いちゃいましたぁ~
すみません・・・
私もたぬきさんのお誕生日をお祝いしに行ってきます。
そしたらなびさんが来ているので驚きました(^・^)ノ
それにしても、なおみ先生、ランキング5位ですか!!
すごいですねえ!!
おめでたうございます!!(*^_^*)ノ”
ちょっと地味な内容なのに 応援してくださってありがとうございます。私は先ほど のんちゃんママさんのとこからブログ村へINして 優貴 さんのところでOUTしました