虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

1歳の子たちが熱中する活動

2016-11-15 23:00:22 | 0~2歳児のレッスン ベビーの発達

1歳6ヵ月のAちゃんと1歳7ヵ月のBちゃんのレッスンの様子です。

 

ドライヤーの冷風でゼリーのカップをぷかぷか浮かせる遊びに夢中でした。

 

ピンポン玉もふわふわ。最初に大きめのカップめんの容器を浮かせて遊んでいたのですが、小さい容器やピンポン玉を浮かせて、そろそろ終わりという段になって、Aちゃんが最初に遊んでいたカップめんの容器を自分で取ってきてドライヤーの上に乗せようとしていました。

そういえば、この時期(1歳半ば)の子たちは、2歳以降の子以上に、一度やったことをそのまんま繰り返したがることがあるな、と感じました。

AちゃんもBちゃんもドッツ遊びの時に、数の玉を見るたびに、前にやった数遊びを思い出してか、1本指をたてて(自分ではこちらと同じ数の指を作っているつもりのよう)、「3!」「5!」と声を出していました。

「5タッチー」というと、それだけはちゃんと5の手を作って、タッチしていました。

 

Bちゃんは、教室でハリガリというゲームをしたのをきっかけに(1歳用のなんちゃってゲームルールです)お家でハリガリを購入したところ、毎日のように出してきて、カードを出してはベルを鳴らすという行為をしているそうです。

Aちゃんも(お兄ちゃんがハリガリを持っているそうです)同じように、なんちゃってルールで何度もハリガリをやりたがるのだそうです。

 

おまんじゅうなどの空き箱のしきりは、1~2歳の子たちにとって魅力的なおもちゃです。

1つのくぼみにひとつのブロックを入れていきます。こうした作業は、2歳に近づくにつれて熱心になるのをよく見ます。

 

1対1対応になるように人形をねかしていく遊びも、AちゃんBちゃんともに引き付けられていました。

 

大きい子向けのゲームに入っていた色付きコインを1枚ずつ手渡して、1回ずつ「10円」と言ってもらいたいBちゃん。

こうした行為も2歳前後にひたすらやりたがる子が多いです。

(ミニカーを1台ずつ手渡して、それぞれの名前を言ってもらいたがるといった行為)

 

1歳の子たちとの遊び道具のひとつとして、お母さん方に折り紙の封筒の作り方を覚えてもらいました。

 

小さい折り紙に、文字や絵をひとつだけ書いて、ていねいに折って封筒に入れておきます。

1歳児さんは、封筒から手紙を取り出して開いてみるのが好きです。

文字を読んでもらうのも好きですが、たくさん児が並んでいる手紙だと、まだ「なんちゃって」の読んでいるふりなので、1文字だけ書いてあげると、形を覚えてしまって喜びます。

 

Aちゃんがはさみで手紙をはさみで切り始めました。

黒やぎさんたら読まずに食べた~♪の童謡を地でいく1歳児さん。

 

封筒から小さいものを指さきで取りだすのが好きなので、数字の封筒を作って、数の文だけ切り紙を入れておきました。

 

自分ではさみを入れた紙をびりびり。

 

レジが大好きなBちゃん。

数字を指で押して、数字を読んでもらうのを喜んでいます。

 

数遊びが始まると、一生懸命指を作っていました。

でもすべて1の指か5の指に。

 

Bちゃんは、パズル風のおもちゃに強く引き付けられる子です。

カードとできたものを見比べて、自分でぱちぱち手をたたいていました。



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