自閉症の子たちのための幼稚園を見学してきました。
センターのなかには、さまざまな目的で使われているたくさんの部屋があります。
自閉症の子6人に対して、定型発達の子2人のグループでレッスンしている子たちもいましたが、
ひとりひとりの子どもが専門のセラピストとふたりで
自分の課題に取り組んでいる姿もあちこちで見られました。
↑子どもが自由な遊び方をして楽しむ手作りの教具。
背後には、らせん階段を登ってから
ジャンプする木製の教具があります。
↑幼稚園でのスケジュールの流れが
イラストで提示されているコーナー。
↑子どもが「ゲームをしたい」と言ったときは、
いくつかのなかからゲームを選ばせます。
他のおもちゃも同様です。
ドールハウスだけでも
何種類もあってびっくりです。
最初に「○○をしたい」と言ったら、
選ぶうちに、「やっぱり別のことがしたい」
と言うのは許されておらず、自分が最初に決めた枠のなかで
やりたいことを選ぶ練習をしているそうです。
施設のなかには三輪車や車といった乗り物もあって、
廊下で運転してもいいことになっていました。