宙組「銀ちゃんの恋」

2010-09-05 01:45:57 | TAKARAZUKA
やっぱ主役は銀ちゃんだね!佑飛さん最高!

バウホールよりもドラマシティよりも広い梅芸の空間で大丈夫なのかと不安がありましたが、そんな不安もなんのその。出演者全員の存在感が広い梅芸も狭く感じさせてくれました。

個々の登場人物が自信をもって堂々と迷いなく演じられていたので、こちらもなんの迷いもなく観ることが出来ました。とても初日とは思えない団結力に、さすが宙組!って思ってしまいました。

皆個性派だね~。キャラ濃いいわ。特に組長さんのあの真剣な監督役に感動しました。笑わすとこはしっかり笑わせてくれてるし、改めて組長さんの貫禄を感じました。

本当、皆さん初日からぶっ飛んでましたね!

悠未さんいいね~。悠未さんにこんなお笑いのセンスがあったとはね~、意外でした。いるよ、あんな人!あの長身であの姿勢はナイスです。それにあの小ネタも最高!歌も最高!客席からの登場は全く違和感なしです!

あんな人と言えば、風莉さん、ホンマおじさんやん!まさか今のタカラジェンヌにこれほどおじさん役に染まれる方がいるとは!何もしてなくても顔だけで笑わせてくれます。

朋子役のすみれ乃レーレちゃんもなかなかやってくれますね!もっと天然キャラでくるのかと思っていましたが、計算高そうなしたたかぶりな役作りで、意外と役にピッタリだったので驚きでした。

娘役も男役も皆、タカラジェンヌであることを忘れた体当たりの演技をされていて最後まで楽しく観ることが出来ました。ま、やり過ぎ感はありますが良しとしましょう。

ここに書いていない方も本当良かったですよ。皆さんのこと書けなくてごめんなさい。

この作品は、登場人物全てに於いていつも以上に芝居心(演技力ではなく、遊び心)がないと面白さが出ない作品なので、皆さん最高でした!

あっ、メインキャストを書き忘れてました…。

すみ花さん、花組の時(スカイステージ放送時)よりも良かった!花組の時は時々松坂慶子さんが見えたのですが、今日は全く見えませんでした。真っ正面から小夏と向き合っていたんでしょうね?すみ花さんの小夏でした。とてもめり張りがきいていて素晴らしい!の一言に尽きます。

その点、ヤスのみっちゃんは、時々みつる君のヤスと被っていたのが気になりましたが、みっちゃんもみっちゃんで真剣にヤス(みっちゃん本人)と向き合っている姿が見えたので、私的には文句ありません。

この作品、ヤス役のみっちゃんが1番大変だったと思いますが、ちゃんと私の泣きとごろは押さえてくれていたので、大満足です!やっぱり、あの小夏とヤスのシーンは分かっていても泣けてしまいます(大粒涙)


最後に銀ちゃん。良くも悪くも花組のまま。もうこの銀ちゃんは佑飛さん以外で演じられる方いません!断言できます。

佑飛さんは組子を引っ張るというタイプではなく、組子にお芝居を好きにさせてしまうオーラがあるんでしょう。この作品は完全に佑飛さんありきでないと初日からあんなにまとまりません。

今回改めて気付いたことが、佑飛さんだけでなく皆さんプロフェッショナルということです。たった一ヶ月弱でコスチュームの洋モノから、こてこての人情劇の銀ちゃんワールドを築くことが出来るなんて、プロフェッショナルとしか言いようがありません。

月組でも花組でもない宙組の「銀ちゃんの恋」を生で観ることが出来てチケットの神様に感謝感激です!

これも叶いそうにない夢ですが、「戦争と平和」も今の宙組で観たいですね。キリヤンの言葉を借りて言わせてもらうと、娘役がトップに見えてしまう作品ではありますが、「この恋~」も捨て難いですが、「戦争と平和」も熱望します!「風共」も観たいんですよね…。

今日のまとめ:「銀ちゃんの恋」、つかさんも天国で笑って泣いて見ていたことでしょう。本当すばらしい作品です。

地方公演、お近くの方は是非1度はご覧下さい。泣こうと思えばいくらでも泣けますよ。人情に飢えている方は必見です。

ショーもあるし、なんと言っても佑飛さんの衣装が…面白いです。

大訂正:祐飛さんの漢字間違えてました。祐飛さん、ファンの皆さんごめんなさいm(__)m深く反省してます…(涙)

何事も確認が大事です。

今頃気付くなんてホンマ最低や(大粒涙)
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