「Ein wunderschönes Leben」

2017-03-15 23:50:34 | 映画
いちびって、邦題をドイツ語で書いてみました(笑)

ってくらい、感動した!泣けたわ!


いや〜、そんなに私に観て欲しいなら、回りくどい邦題にせんと、ニコールを出演させくれたら必然的に観てあげるのに!!(笑)←お前は、何様や!?

いやいやいやいや、配給会社だって、映画の中身を観ないことには、ニコールが出ていようが出てまいか関係なく、タイトルの付けようがないっちゅうねんな…。

m(_ _)m

ということで、

この映画の存在は知ってましたが、ジェームズ・スチュワート主演「素晴らしき哉、人生!」のリメイクではないのは知っていたので、あえてスルーしていたんですが…。

あ、作品タイトルは、「素晴らしきかな、人生」です。めちゃ、パクリやな!

ウィル・スミス主演映画です。

今日、たまたま、単純に、ボールペンを買いに駅前の文房具屋に行って、たまたま時間があるから映画作品検索してたら、タイミング良くレイトショーで本作をやっていることを知って、風の吹くままに電車に乗り込んだら、映画館まで来ちゃった…っていう訳であります。

この前の「ビッグ・フィッシュ」と同じ流れでございます。ホント、風の吹くままです。

そしたら…、

めちゃ良かった!!!

間違いなく客を選ぶ作品ではありますが…。

私には良かったよ!

チェーホフみたいやな〜と思って観てたら、チェーホフって単語が出てきてビックリ!

まさに、チェーホフの世界観でございます。

愛、時間、死、そして、幸せのオマケ(原題「collateral beauty」)。

いつもワタクシ事ばかりで申し訳ないですが、

ここ数ヶ月特に、浮き沈みの激しい日々を過ごしておりまして、旧約聖書のヨブ記のヨブみたいに、何度も何度もどん底に突き落とされては立ち上がり、また突き落とされての連続で、正直、これほどまで生きてることが辛い!って思ったことがないくらい、試練の連続なんですよ。

ぶっちゃけ、コレ、数年前なら今、私、生きてません!または、Blog書いてません!更新してません!

それくらいの試練の連続なんですよ。

ま、今Blogを書いているということは、その試練は決してどん底ではない…ってことになる訳ですが、

でも、平穏な日々はない!っていうのが現実です。

先日の大失態があっての今でもある訳なんですが、

ま、苦しい時は、思う存分苦しめ!そして、這い上がって来い!本質を見極めろ!

っていうのが、神様の声だと思うんですよ。

っていうのが、この作品のテーマだと思ってます。

ウィル・スミス演じる、娘を亡くしたパパの苦悩から、幸せのオマケを見つけるまで過程を、哲学的にかつ演劇的に、そしてユーモラス?う〜ん、チェーホフみたいな喜劇?的に表現した作品と解釈してます。

チェーホフみたいな喜劇…。死というデリケートなテーマを扱ってるのに喜劇と呼ぶ真髄みたいなもの。←なんか意味不明…m(_ _)m

愛、時間、死…。まるで、「エリザベート」の登場人物のような、「マクベス」の三人の魔女のような、メフィストフェレスのような、または、守護天使のような…、登場人物(舞台俳優?)が現れる訳なんですが…。

トータル的には、「バードマン」みたいな内容と私は解釈してます。まさに精神世界です。映画の中では否定してますが、これも間違いなくスピリチュアル作品です。何が現実で何がフィクションなんて映画の中では関係ないんです。映画なんだから。なんでもアリ!

何を感じたか?が大事なんです!

脚本的には、アカデミー賞にノミネートされてもおかしくない内容ですよ。かなり捻りまくってますからね。何が現実?何がフィクション?なんて思って観てたら、肝心な幸せのオマケを逃しちゃいますよ!って言いたくなるくらい捻りまくってます。なかなか面白い脚本!

ウィルが、愛、時間、死の登場人物と関わるだけでなく、ウィルの同僚3人もそれぞれ悩みを抱えていて、各々、愛、時間、死の登場人物と関わる設定になっているのが面白いと思った。

ウィルが抱える苦悩こそが、現代人の悩みであり、そして、その解決の糸口が、愛と時間と死と解釈してもらったらいいんじゃないかな?

ま、なんのこっちゃ???って思いますよね?

要は、私を見てくれ!ってことかな???←えっ、お前かよっ!

(笑)

私が何度も何度もどん底に突き落とされては、這い上がってこれているのは、愛の力ってことですよ。

私が今もBlogを書いていられるのも、アナタのお蔭なんです。本当にアナタの存在が大きいんですよ!私じゃないわって思っているアナタっ!アナタですよ!(笑)ま、私の中では1人なんですが…。読者のアナタです!

何だろう?この不思議な勇気?コレ、数年前なら、私、生きてない!あまりにも辛すぎて乗り越えられてない!未来に希望すら無い状態だから。

今は、ありのままの出来事や感情を受け入れることで、マイナスな出来事もプラス思考に変えられるようになってる気がする。自分で言うのもなんですが…。

だって、神様は、乗り越えられない試練はお与えにならないんですから!!!

今は、未来の自分のためじゃなく、来世の自分のために試練を乗り越えて、そして、オカンの生前の言葉、世のため人のために役立つ人間、になることが私のお役目だと思っているので、ちゃんと生き抜くよ!私もオマケの幸せを掴むよ!そのためには努力は必須ってこてですな…。

って思った作品でした。

この作品、めちゃ、オスカー俳優、ノミネート俳優が多数出演していてビックリ!ウィル以外に、ヘレン・ミレン、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン…。贅沢、且つ、濃いっ!凄いキャスティング!

もう、ケイトがMadonnaにしか見えないくらい痩せていて?めちゃ美人さんで更にビックリ!

この作品、ホント、人を選ぶ作品ではありますが、私みたいに精神の淵を彷徨っている方、どん底にいる方は観て!!!必ず、勇気を貰えるから!!!

今日のまとめ:実は、最近思うことがありまして、私、アメリカに行くことは一生ないっ!とずっと思っていたんですが、ひょっとしたらニューヨークに導かれるかも…と予感してます。今日、この作品を観て更に予感しました。誰か連れてってくれるのかな…?自分の力で行けっ!(笑)

そう、この作品、ドミノが出てくるんですが、ドミノといえば、たまたま、ソニンちゃんが出てた「しくじり先生」を観ていたんですよ!

ソニンちゃんからも凄く勇気を貰いました!ソニンちゃん偉いっ!あんな過去があったとは知らなかった!

まさか、あの「スウィーニー・トッド」がソニンちゃんのターニングポイントだったとはね!ま、今更感丸出しで書きますが、ソニンちゃんのジョアンナを観て、凄いミュージカル女優になると思ったよ。

そう、職場の若い子の中にも昔のソニンちゃんの傾向が強い子がいるので、TVerで観るように言ったばかりだったから、なんか、今日も導かれた感いっぱいだった。