学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

失敗して教訓を学ぶ

2018-04-11 20:24:40 | 日記

女房に娘、そして孫を連れたアメリカ旅行、オレゴン州ポートランド到着の日と日本帰国日は雨に祟(たた)られた。
ポートランドの最高気温は大体15度前後、最低気温はかなり寒い日もあった。朝は特に寒く外を歩くにはやや厳しい。春先のポートランドの天候は現地の人も自嘲気味に冗談を言うほど雨に祟られることが多い。「ポートランドは薔薇の町(この町の市花は薔薇の花)」「ポートランドは雨の町」などと春先のこの町を表現する人に出会うことが多い。

到着後、すぐにMAXと呼ばれる空港に乗り入れている路面電車でダウンタウンを目指す。タクシーより、電車で風景を楽しみながら、乗り合わせている町の人達の観察をするとアメリカにいることを実感できる。
ダウンタウン到着して大きな3個のスーツケースを雨の中をみんなで転がしながらホテルに到着した。大きなベッドが2つ、ちょっとしたリビングスペースのあるスイーツの部屋。スーツケースを開いてサーいよいよ旅の始まりだ、とその時、娘の大きな叫び声。「キャー」とも「ギャー」とも聞こえた。スーツケースの一つが他人のものなのだ。中身がまるっきり違っているのだ。空港で他人のケースと取り違えてしまったのだ。今度はタクシーで空港へ。我々のものとまったく瓜二つのスーツケースが荷物の保管場所にひとつ残っていた。相手の人も間違いに気づいていて、取りに来るという。係りの人に後の処理は依頼して、荷物のタッグについている番号と照らし合わせて、逃げだすようにその場を退散。本当に瓜二つのスーツケースとはいえ、番号確認をしないでホテルまで持ち込んだ我々の落ち度なのだろう。まったく同じスーツケースが二個、同じ飛行機に乗ってポートランドまでやってくるという不思議な旅の始まりであった。
いずれにせよ、We learned a lesson hard way. (しんどい思いをして教訓を学ぶ)ということでこの日は終わった。

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