学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

真夏の汗に思うこと

2019-08-02 16:33:59 | 日記
いよいよ本格的に夏の到来だ。ここ数日のなんと暑い日が続くことか。つい先日まで梅雨だの大雨だのと騒いでいたのがウソのように、今度は蒸し暑さと熱中症を心配しなければならない。水分をしっかり摂取して冷房をうまく利用しながらこの暑さを乗り切ってください、とテレビの天気予報が言っていた。35度を超えるような温度を示されると、日本の気候帯は熱帯なの(?)、などという冗談が盛んにささやかれて笑いを誘う。体温を超えた温度になると“身体に危険な温度”というらしい。とにかく庭に出て花に水をやるというような簡単な作業ですら動けば身体中に汗が噴き出す。一般に汗とは肉体的なものを主としてなんらかの労力費やすことを意味している。今日この頃の温度は汗に濡れた洗濯物が瞬く間に増えていくという環境だ。
汗と言えば「手に汗握る (緊張や興奮ではらはらすること)」や「汗の結晶 (苦労した結果、手に入れた成果)」などと使われる。人生、いろんなことに挑戦する人は、文字通り手に汗握る経験をすることが一度や二度は必ずある。僕も歳をとって昔の‘文無し’アメリカ留学時などを思い出すと、よくまぁ無謀なことをしたものだと今さら冷や汗をかくことがある。そうかとおもえば苦労や汗の結晶として手に入れたアメリカの大学卒業リング、金色に輝くこの重いリングはぼくの誇りである。勉強と仕事に明け暮れた大学時代を思い出す。いまではぼくの指が太くなって長く机の引き出しに大切に保管されている。(おなかもメタボ、少しはやせなければ…。弁明:そんなに無茶太りではない)。
挑戦と汗、人生には切り離すことのできない二語、そしてまた人生を生き抜くには楽観主義でものを捉える姿勢を大切にしたい。でも、それには無謀な楽観主義だけではなく用心や慎重さも同時に持ち合わせていなければならないものである。“楽観主義者が飛行機を発明して、悲観主義者がパラシュートを発明するThe optimist invents the airplane and the pessimist the parachute.”と言った人がいた。僕が大好きな人生を表す一言だ。僕がまだアメリカに住んでいる時に亡くなったGB スターン(Gladys Bronwyn Stern短編小説、劇作家、文学評論など)という英国女性の言葉である。

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