学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

学びの本道は脇道にあり

2018-01-08 20:05:54 | 日記

滋賀県のJR大津駅のすぐ近く、琵琶湖のほとりに建つ立派な建物。知る人ぞ知る、その道の人は知らない人はいないだろう、“滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール”。かつて京都新聞で活躍された岸野洋さんに導かれた数人の老人軍団、「まるっとステージツアー」と呼ばれるオペラ劇場で名高い大ホールのバックステージ施設案内のツアーに参加した。
音響装置、舞台機構、回転移動する舞台の仕組みなど目を見張るものばかり。解説に「なるほど」とうなずくこと数百回、頻尿気味の僕はトイレのことなどまったく意識の外へ飛んでいってしまっていた。京都の観光地を巡りながら、「ハイ、チーズ!」も記念の写真としてそれはそれでいいのかな。でもちょっと視点を変えて見学ツアーはどうだろう。学校の外で学ぶプラスアルファはまさにこんなところに存在するのだ。
オペラの公演が完成するまでに活躍する‘裏方さん’のお仕事に興味をもった。照明さんの仕事は、細かく計算されたライトの位置や方向そして照明の強弱、10メートルの高さにあるライトの手での直接の調節などなど。緊張の中でプロデュースされるバックステージの葛藤と動き。トイレのことなど考えている暇もない。これぞ頻尿改善法。何かに集中していることだ。

ちょっとだけ英語の勉強。舞台監督(stage director )の指示に従って、背後で活躍する裏方さんのことは バックステージ・パーソネル(backstage personnel) と総称して呼ばれる。装置や照明などの舞台係のみなさんはステージハンド (stagehand) 。裏方さんはいつも次のようなことを自分に言い聞かせているのだろう。

Do it well that you may not do it twice.(やり直しをしなくていいようにしっかりと)
*do it twice やり直しをする *(so) that ~のように

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