学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

人生不可避の三漢字

2023-12-15 16:12:58 | 日記
 今年の漢字は「税」に決まった。そう言えば税金はどれほどに?、お金の使い道は?…と要らぬ興味をそそるのが大谷翔平選手の大型契約。ドジャース移籍に伴う10年7億ドル(約1015億円)、一年にすると100億円でその額はセリーグ6球団の全選手の年棒合計にも匹敵する額であるという。大谷選手のことだから世界中のいろんな所に寄付するのかも、などと考えていると僕ならどうするかなどと夢が膨らんでくるような気がする。お金とは手にすべき人が手にすると使い道はいくらでも良い方向に向かって夢が膨らむ。手にすべきではない人にお金が動く世の中の矛盾というか不条理に天を仰ぎたくなる時がある。
 昨日は読売新聞の時事川柳に「議員は脱税、国民は節税(兵庫・野田秀俊)」とズバリ世相をついたものが掲載された。ちょっとした税の引き上げが家計には響き、かなりの減税と言われる税ではたった数円の節約にしかならない。僕は“人は古くなる”という意味で自分の今年の漢字を探す中、偶然見つけたのが「估(コ:値ぶみ,値ぶみをすること)」という漢字。女房に付き合うスーパーで僕の作った川柳は「估、估、估、買い物客が皆値ぶみ」ということになる。
 人は自分の意思かどうかは別として、生まれた時から人生が始まる。生きている限り税金という厄介者ががつきまとう。物理的な税金と自らの成長のための経験税である。生まれた限りはいつかは死に直面しなければならない。人生で避けて通れないものといえば「生、死、そして税」という三つの漢字に集約されることになるのかなぁ。

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